自民が「安保法制整備推進本部」設置 集団的自衛権問題を議論 本部長に石破氏
2014.3.25 12:11産経ニュース

 自民党は25日の総務会で、憲法解釈見直しによる集団的自衛権の行使容認問題を議論するため、安倍晋三首相(党総裁)直属の新機関「安全保障法制整備推進本部」の設置を決めた。石破茂幹事長が本部長となり、4月以降に始まる公明党との協議を見据えて自民党内の理解浸透を図る。31日に初会合を開く予定。

 本部長代理に高市早苗政調会長、脇雅史参院幹事長が就く。事務総長には中谷元・元防衛庁長官を充てる。

 新機関では、集団的自衛権の行使について具体的な事例を挙げて協議する。参院などにくすぶる慎重意見をどこまで説得できるかが焦点。初会合では、同本部顧問に就任する高村正彦副総裁が問題点や議論の経緯について説明する。



本日、総務会で了承されました。