本マグロ初競り価格、昨年の20分の1…理由は

 東京・築地の中央卸売市場で5日早朝、初競りが行われ、青森・大間産の本マグロ(230キロ)が最高値の736万円で、すし店「すしざんまい」を展開する「喜代村」(東京都中央区)に競り落とされた。

 昨年は1本1億5540万円だったが、今年は5年ぶりに1000万円を割り込み、落ち着いた価格となった。

 落札された本マグロは1キロあたり3万2000円。喜代村はこの日、1キロあたりの最高値となる4万円の本マグロ(168キロ)も落札しており、各店で128円(赤身)~398円(大トロ)で販売するという。

 初競りの本マグロの最高値は、2006年の382万円から7年連続で上昇し、09年以降は業者間の競争の過熱で高騰が続いていた。しかし、今年は、喜代村と競り合ってきた「板前寿司ジャパン」(中央区)が、「昨年までは意地の張り合いで、本来の趣旨とは異なる」(中村桂社長)として、最高値競争に参入せず、早々に競り落とされた。

 落札した喜代村の木村清社長は「これが通常の相場。いいマグロを落札できてうれしい」と話していた。
(2014年1月5日18時35分  読売新聞)


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