新防衛大綱と国家安保戦略を了承 自民党部会
2013.12.12 11:38 産経ニュース


 自民党は12日午前、安全保障関係部会を党本部で開き、政府の新防衛大綱と中期防衛力整備計画(中期防)、外交・安保政策の包括的な指針となる「国家安全保障戦略」をそれぞれ了承した。いずれも17日に閣議決定される。

 国家安全保障戦略は国家安全保障会議(日本版NSC)の発足に伴って初めて策定した。自衛隊の海外活動を推進する「積極的平和主義」を明記したほか、武器輸出三原則の見直しで国際共同開発に参画する方向性を打ち出した。

 新大綱には、中国の海洋進出や北朝鮮の核・ミサイル開発を踏まえ、離島侵攻に対する水陸両用作戦能力の整備や、弾道ミサイルへの対処能力向上が盛り込まれた。


新防衛大綱に携わった先生方に心から敬意と感謝を申し上げます。