ふふ。
5時半頃、
バイクにシートをかけようと外に出たら
我が家の前に車が停まった。
女性が出てきた。
女「○○さんのお宅ですか?」
き「はい」
女「この度、K子さん(ババア)がセレ○にご入会頂きまして、ご確認に参りました」
と、
粗品のボールペンを差し出してきた。
はい?
ババア、セレ○に入会?
葬式ですか?
ふと、
その女性が持っていた用紙を見ると、
私達家族の名前が全員書いてある。
子供達も。
は?なんで?
葬儀の際の連絡や手続き上、
必要なのかもしれないが、
私、何も聞いてませんけど。
そして、
女性「担当の○○がK子さんに説明をさせていただいたという確認なんですが…」
き「いや、私、K子じゃないので、ちょっと待っていてください」
とババアを呼びに行った。
ババア、玄関先で対応。
私はバイクのチェーンとシートをして
家に入ろうとした。
具体的なやり取りは聞いてないが、
横を通ったその時、
次女っちの名前が書かれていないと
ババアが言っていた。
あのさ?
なんで、勝手に私達の名前を書いてんの?
ジジババとは関わりたくないのに、
なんで、
そこに一緒に名前を並べているの?
それに、
私は何も聞いてない。
説明も承諾もなく、
何、勝手に書いてるん?
その後、すぐに女性は帰った。
ババア、
何も言わずに部屋へ。
だんだん、ムカついてきた。
のび太にメールしてやった。
のび太、お泊りの仕事で帰ってきません。
き「今、セレ○の人がばあさんとこに入会の確認に来たんやけど、知ってるか?」
の「知ってる。積立てやわ」
き「は?何の積立てや?なんで、私らの名前が必要や?」
の「んー、手続きの詳しいところまでは知らんかったけど、葬儀費の積立てをしようと思うって言うから、それは構わへんってこの前言うたんや」
き「だから、なんで、私らの名前が必要なんや?子供達の名前まで書かれて、気分悪いんじゃ!名前を書くことは知ってたんか?」
の「知らんかった。確かに子供らの名前が必要な理由がわからんけど、相続的なこともあるんかな?
さすがにセレ○やし変な事はせんやろ。気ぃ悪いやろうけど、許したってくれへんか?俺も婆さんに任してしまって悪かった。ごめん」
はいー。
のび太くーん。
地雷踏みましたね。
ババアを擁護したこと。
まぁ、それもあるけど、
これ以上、私を怒らせないようにと逃げた。
これが、
私のスイッチを押すこと、
なんで、わからんのでしょうか?
き「いやじゃー!」
の「んー、じゃあ、積立て自体アウト?」
ホンマ、アホ。
私が怒っていることが全くわかっていない。
ここから、
私の怒涛のメール。
ふふ。
以下、私が書いたメール。
あ、のび太はLINEはしてませんの。
あのな、私が怒ってる理由がわかるか?
私はジジババと関わりたくないんや。
積立てならジジババの分だけでええやろ。
私らの冠婚葬祭の分まで積立ててるんか?
そんなん要らんわ!
相続か何か知らん。
葬儀の際の手続き上、前もって名前を登録しておかなあかんのかもしれへん。
それならそれで、前もって説明と承諾が必要やろ。
内容もわからんことに勝手に名前を書かれていたことに腹立つねん。
それにアンタの対応は何やねん!
セレ○が良いとか悪いとかやないねん!
ババアがしたことを確認もせず、許したってくれ、自分が悪かったと逃げたようとした事に腹立つわ!
まずは確認やろ!
そして、私達の名前を削除しろ!
積立てはジジババだけ勝手にしろ!
それに金額とかは確認したんか?
昔の人間は葬式は盛大にせなアカンと思ってる。
アホみたいな金額、積み立ててるんちゃうんか?
ジジババの葬式に来る人おるん?
家族葬なら、たいしたお金要らんやろ。
アンタも確認せんとテキトーに返事したんやろ。
ホンマ、無責任過ぎるわ!
(以上)
するとね、
しばらくして、
のび太から電話。
状況を説明する。
の「自分でセレ○に行ったんやろうなぁ」
き「知らんわ!」
の「葬式は家族葬にするって前に言うててん。だから、そんなに大金は積立ててないと思うねん」
き「そんなん、確認せなわからんやろ!」
の「わ、わかってるって」
き「私は勝手に書かれて腹立つねん」
の「でも、葬式の連絡とかで書いとかなあかんかもしれへんやろ」
き「子供の名前は要らんやろ!」
の「そんなん、死んだ時に俺らがいるかどうかわからんやろ」
き「そうかもしれへんけど、説明も承諾もなく、勝手に書かれたことが腹立つねん!」
の「わ、わかってるって。ばあさんも、葬式のこと考えて積立てしようと思ったと思うねん」
き「あんな、アンタの言ってることは憶測ばっかりや!まず、確認しろ!」
の「わ、わかってるって」
き「だいたいな、ばあさんを許したってくれとか、自分が悪いとか、逃げようとしたやろ!それも腹立つねん!
なんで、私の感情を逆なでするようなことばっかり言うねん!」
の「・・・ごめん。
また、帰ったら話して確認するから」
き「そうしてください!」
はい?
なんの電話?
わかってるって…ばっかり。
何もわかってへんやん。
電話してて、どんどん腹立ってきた。
また地雷踏んだよね?
ホンマ、アホ。
のび太、月曜日まで帰ってきません。
せっかく、
のび太不在で
優雅な生活を送るはずだったのに。