入居時から使用していたものが壊れ、買い換えたのです。
操作パネルがキッチンとお風呂にあり、基本的に操作方法は変わりません。
スイッチの位置が多少、違います。
はい、ここで一番厄介なのはばあさんです。
新しい電化製品は触りません。
いつものセリフ。
婆『要らんとこ押して壊れたら怖いからぁ~!』
毎度、
き『今時、そんな簡単に壊れる機械はありません』
私が居ない時もあるので、風呂のスイッチは覚えておいてもらわないといけない。
と言っても、場所が変わっただけで操作は一緒やから大丈夫か

ところが、ひとつ気になることが。
キッチンの操作パネルの画面が付いたり消えたり。
たぶん、省エネで消えるのかな?(まだ説明書は読んでません)
これ、絶対、何かが起きる。
きっと…
婆『お婆ちゃん、何もしてないのに(これ、決まり文句です。自分が悪くないことアピール)勝手に消えちゃったのよ~!』
って言ってくるはず。
しかも、私が実家に帰ってる時や出掛けてる時。
今まで、何度もこんなことがあったからね。
これは先手を打っておかなければと思い、
き『ここ(キッチン)の画面が勝手に付いたり消えたりするんですけど、気にしないでくださいね』
婆『お婆ちゃん、そこは、いらわへん(触らない)から大丈夫よ』
き『だ~か~ら~


婆『

き『触らなくても画面が消えるから、消えたらきっと気になると思うんですよぉ!』
アンタの性格はわかっとんねん

婆『(うん、うん)』
き『でも、それは全く気にしなくていいですから』
婆『わかったわ!お風呂を入れる時は一緒?』
き『前と一緒ですから。スイッチの位置は変わってますけど、「風呂自動」を押すだけでいいですからね』
婆『わかった。わかった。それだけ聞いといたらね、お婆ちゃんがお風呂を入れる時も出きるからね』
と部屋に去っていった。
その後、キッチンを片付けていたら、ばあさんがキッチンにやって来た。
婆『きんときさん、お風呂を切るときはここ(キッチンの操作パネル)のどこを押したらいいんかなぁ?』
この人、ボケてます?
先程、「ここ(キッチンの操作パネル)は触らない」と言いましたよね?
今まで、触ったことないですよね?
「前と一緒」って説明しましたよね?
き『ここは触りませんよ。今まで触ってませんよね』
婆『あっ』
き『あっち(風呂)ですから』
婆『あ、あぁ、そうね…』
一応、操作パネルを前に説明しましたが、理解できているでしょうか
