フィギュアスケート漫画「メダリスト」最新話「下剋上」の感想です。ネタバレ避けに関係のない話を少し書きます。


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このところ残業続き。今日も残業のところ、「用事があるので20時には帰ります」と宣言して、20時10分ごろ退けた。

何故かと言えば、アフタヌーン最新号を買うため。自宅最寄りの本屋が21時閉店なので、それに合わせての脱出!

その上<追記>時間が足りなかったので、早く着くけど</追記>混雑する路線を選んだら、足を踏まれて軽く悲鳴。幸い、治りかけの骨折部位への影響は軽微だった。怖かった〜😭


無関係ではないですね笑


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わああああんんん😭

いのりちゃんの演技がようやく! それもフルで! ヘンなところでヒキにならなかった!


3Lzや3Fといった高難度ジャンプを持たないいのりちゃんがどう戦うのか、司コーチがどう戦わせるのか。2人で勝ちを獲りに行く過程が、瀬古間さんを始めとする観客たちによって、丁寧に説明される。その合間をただひたすらに美しいいのりちゃんの滑りが埋めていく。この美しさがあるから、解説が冗長にならない。


この話の妙は、「奇跡」が「必然」をもって語られるところにあるだろう。


ノーミス演技の美しさの理由が司コーチの経歴<追記>(アイスダンス出身)</追記>にあること。<追記>そもそも、過去に苦労した</追記>司くんだからこそいのりちゃんの思いを受け止め、コーチを引き受けられた、即ちいのりちゃんがフィギュアスケートを始められたこと。すべては必然の積み重ねであることが語られた後の総括が、瀬古間さんの言葉で「奇跡」とくくられる残酷さ。


<追記>いや、瀬古間さんはいのりちゃんのスケートを始めから全て見てきた、そして実際に応援してきた唯一の人だから、これが必然であることをよく知っている。だから彼の言う「奇跡」は「残酷」にはあたらない。背景を知らない人が「奇跡」という言葉を雑に使うとき、それは残酷になりうるのだと思う。</追記>


私はフィギュアスケートを見るのが大好きだけれど、その裏にある積み重ねにはほとんど想像が及ばない。<追記>だから、軽々に奇跡という言葉は使わないようにしたい。</追記>


カードバトルに例えた説明も面白い! ノーミスのボーナスは、重大なミスがなかった場合のPCS上限解除かな。オイラーによるインエッジジャンプの「制限解除」という表現も新鮮。<追記>ジャッジのGOE採点が可視化されているのも上手いなあ。</追記>


さて、得点はまだ分からない。無名の初出場選手もまだ1人残っている。これだけの盛り上がりの後なのに、きっちり不安要素を残してのヒキは上手いとしか言いようがない。


アフタヌーンを横に置いては手に取って、繰り返し読んでしまう。今回は数ある神回のひとつでもある。

あー、次の話がもう待ち切れない!😆


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瀬古間さん大好き♥