昨日は酔っぱらっていたこともあり珍しく0時前には寝てしまって

今日起きたら9時過ぎ。まだ眠れるな~とあと1時間くらいと思って

起きたら3時間後の12時過ぎていてびっくりしました!

よ~く眠れてスッキリ。

その後、溜った新聞を読んだり、本を読んだり、ちょこっとだけ仕事をしたり

満足な日曜日。そして本日のお料理はお夕飯用の鍋と作り置きは

ミネストローネと回鍋肉です。

 

 
さて年末から読んでいた本。2月のはじめにようやく読み終えました。
 ダニエル・ソカッチ著の『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』です。
 
お恥ずかしながらイスラエルやら中東のことって(というかそもそも世界史も知らない)
全然知らずに新聞で読んだりしてもいまいち本質がわかっておらず
知りたかったのですがちょっと読むと現在のイスラエルのガザ攻撃のことやネタニヤフ首相の
言動を考え始めたりして全然読み進められませんでした。
 
著者はアメリカのユダヤ人でイスラエルびいきでもなく中立的な立場で
かかれています。
 
ほんとイスラエルこの問題が解決するのは本当に難しい。
神がアブラハムに告げたユダヤ教の約束の地というのだって、
そんな紀元前20世紀くらいのものの信ぴょう性だって怪しいし。
そんなことを言いだしたら宗教ってすべて言い出したもの勝ちだから
信ぴょう性はどうなのかと言われればすべてそうなのだけど。
それを根拠にパレスチナの場所にイスラエルを建国するというのは
ある意味侵略するということ。
ユダヤの歴史をみればイスラエルはホロコーストを盾に主張はするしある意味
いわれた側はそれが弱みでもあるから強くは言えないのだろうけど
今の実態は自分が過去にやられたことをやり返しているのに過ぎないと思う。
また厄介なのがアメリカをはじめ欧米の金融機関や政界などは
ユダヤ人で仕切っているところ。
 
過去には戻れなけどアメリカはもともとユダヤ人の国なのだから
だとしたらユダヤ人がヨーロッパで迫害を受けた時に何故にアメリカに
移住をさせたり受け入れなかったのかと思う。
仮にアメリカが受け入れたとしてもいずれユダヤ人は約束の地に
建国してしまったのだろうか?
 
ユダヤ人という民族だって色々ミックスチャーで怪しいところ唯一
よりどころとなるユダヤ教がアイデンティティでそのために他を受け入れない、頑なに他と
共存しないという考え方がそもそも過去の自分たちに降りかかった不幸を招いたのでは
ないかとすら思ってしまいます。
 
といっても著者のようにアメリカで育ったユダヤ人とイスラエルの強硬派とは
また違った考え方のようでひとくくりにユダヤ人とするのもまた危険な
ことだけどだとしたら強硬派ではない世界中のユダヤ人が結束して
冷静にイスラエル・パレスチナの共存に向けて動いて欲しいと切に願います。
イスラエルに住んでいるユダヤ人は全世界に住んでいるユダヤ人の4割なのだから。