今日は9時から打ち合わせだったので時短のために久しぶりに自転車通勤。
徒歩だと20分くらい、自転車だと15分くらいなので実質それほど変わらない
今日はなんだかチャキチャキ物事が進んだ。
何事もチャキチャキ進む日とトロトロしていて自分に対してイラっとする日もあります。
さてそんな日は気分よく早めに会社を出て日本橋の丸善へ。
丸の内の丸善より日本橋の丸善の方がなんとなくレイアウトが好きです。
というのも2Fに哲学、思想系が集まっていてジャンルが定まっていないコーナーがあり、そこの品揃えが好きなのですよね。
丸の内だとそういうコーナーがなく。哲学ならがっつり哲学コーナーにいくしかなくて。
まだ慣れていないから見方が悪いのかな。
今読んでいる本はイスラエルの本なのですが読んでいるうちに
前々からヨーロッパの歴史を今一度学びたいという思いがさらに強まりました。
そのことを先日ドイツ在住の大親友ちゃんに話していたらオススメされた本。
『民族で読み解く世界史』
このシリーズ、宗教で読み解く、王室で読み解くもあり宗教からのアプローチは
以前に出口教授の本を読んだので民族からはちょうど読みたかった。
じゅんちくわ、世界を宗教、民族、人種、エネルギーの切り口で
理解したいと思っていたのでちょうどよいです。
あとはその哲学・思想系のゆるっとしたコーナーで本日目に留まったのは
『谷崎潤一郎』の『陰翳礼讃』。
谷崎潤一郎の耽美の世界に埋もれたくなりました。
じゅんちくわ小説やHOW TO本やビジネス書があまり好きじゃなくて
誰かが明確な答えを導いたものを読んでもつまらなく感じてしまう。
色々な考え方や概念から自分で考えをまとめていったり世間の事象を
自分で分析して結論を導き出すのが好き。それも複数の本に亘って考えるのが好き。
今読んでいる本は何度も読みなおしたりして全然進まないのですが
今月中に読み終えて次はゆるっと『陰翳礼讃』を読もうかな。
この日本橋丸善の2Fのコーナーは自分のその時の心情で目に留まる本が
違っていて面白い。
以前は『松岡正剛』の『フラジャイル』だったし、今日は京大の西田哲学の
西田幾太郎の『善の研究』や浅田彰の『構造と力』が無性に気になった。
しかし西田哲学に足を踏み入れるのはまだまだ自分の知性が
足りていないと思うのでちょっと先かな。