PC-88VA2の修理 | じょんのブログ

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NEC PC-88VA2を修理(?)している記録です。

↓こちらの話の続きです。

 

1.メカニカルロックキーの扱い

PC-88VAのキーボード、というかPC-8801系キーボードは、CAPSキーとかなキーが、メカニカルロックキーになっています。

そして、キーボードから本体へは、キーのMake/Break、つまり、押した時と離した時にキーコードを送るようになっていす。

このままの仕様だと、本体側は、電源ON直後にメカロックキーがONなのかOFFなのか知るすべがなく、最初にキーを入力した時に、何を表示すべきか困ることになります。

この対策として、電源ON時に、メカニカルロックキーがロック状態、つまり押下されたままの状態だった場合は、そのキーのMakeコードを本体に送るようになっていたようです。

 

しかし、よく見ると、CAPSキーやかなキーのコードを送る前に00h(ESCキーのMakeコードに相当)も送っているように見えることがあります。ESCキーのMakeを送っているのは意味がわからないので、キーボードの状態を何等かのビット並びで送っているのか、電源ONによるノイズなのか、或いはまだバグが残っているのか、よくわかりません。

ご存じの方、いらっしゃいましたら、情報求む!

2. 複数のキーボードを接続した時の動作

PC-88VAに複数のキーボードなんて接続しないかもしれませんが、USBって、ハブが使えるので複数のキーボードを接続することができるんですよね。

そして今回使っている「かんたんUSBホスト」は、ハブ経由で複数のキーボードを接続することに対応しています。

このへんのルーチンはそのまま利用すれば、PC-88VAに複数のキーボードが接続できて、なんか面白いので、そのままにしています。

 

ただし、またしてもCAPSキー/かなキーが問題になります。これらのキーのロック状態は、キーボードのLED状態には全く関係なく、本体内のキーボードBIOSで管理しています。

複数のキーボードでバラバラにCAPSキー/かなキーをON/OFFすると、本体内部の状態とキーボードのLED表示がズレてしまいます。

さすがにこれでは困るので、接続されているいずれかのキーボードでCAPSキー/かなキーを操作したら、接続されているすべてのキーボードのLED状態を更新する必要があります。

「かんたんUSBホスト」では同期するかバラバラに操作するか選択できるようになっていますが、PC-88VAキーボード変換器としては、同期動作一択になります。

3.マウスも接続する?

キーボード変換器としては、まあだいたい完成しました。

一番面倒なUSB接続の部分を「かんたんUSBホスト」の機能をそのまま利用したので、比較的簡単にできてしまいました。

今後のために、もう少しきちんと資料を整理して残しておこうと思います。

 

さて、かんたんUSBホストでは、元々通信以外に、他のI/Oピンを使って色々と設定を変更できるようになっていましたが、PC-88VA用USBキーボード変換器としては、そういった設定機能はほぼ必要ありません。

これらI/Oピンによる各種設定、およびSPI通信を使った設定機能のあたりは、今回の変換器では、ザックリと削除したので、今のところ、I/Oピンは余っています。

 

この余ったピンを活用すれば、USBマウスとかUSBジョイスティックも接続できてしまうような気がしてきました。

まあ、とりあえず先にマウスかな?

因みにキーボードはシリアル通信、しかも片方向通信なので、データ線は1本だけでしたが、マウスの動作には、入力ピンが6本(ボタン用2本、移動データ用4本)必要です。

まあ、気が向いたら考えてみようかな。