この話の続きです。
実はPC-9821Xa12という機種を持っていますが、ハードディスクが壊れてしまって御蔵入していました。
フロッピーディスクで起動すりゃいいって話なんですけどね。
人間って一度便利なものに慣れてしまうとなかなか元には戻れないものなんですよ。
さて、そうは言ってもこの98は3.5インチのFDDしかありません。
どうやってプログラムを98に持っていけばいいのか…
と、思っていたら、なんと!都合のいいことに、if27シリーズのドライバディスクが
何十年も放置されていたフロッピーディスクの山の中から見つかりました。
はいっ、これが今は亡きICM社謹製のLANボード設定プログラムです。
で、説明に従って、パケットドライバにPC-88VA用のパッチを当てましたが…、ダメでした。
IF27PDVA.COMを起動するとハングアップします。
pc88.gr.jpの掲示板でも同じ症状に悩んで質問している人がいましたが、解決しないまま放置されてしまったようです。
コマンドラインオプションで、割り込み番号やら、I/Oアドレスやら指定できるようになっているようなので、設定してみましたが、やっぱりダメでした。
(ちゃんと設定できていない気がします。)
ちょっと諦めかけていた時に、IF27PD.SYSという、説明には一切出てこないデバイスドライバらしきものがある事に気付きました。
PC-98用なので、まあ動かないのだろうなと思いつつも、物は試しで登録してみたところ、何事もなかったかのように動いているではありませんか!
おおっ、コレはいけるかも?
と、疑心暗鬼ながらも、TEENE.COMを常駐させると、「常駐しました」のメッセージ。
PINGしてみると…
やったー!
通った!
と、思ったのですが、世の中そんなに甘くない。
電源をOFF/ONすると、デバイスドライバ登録でハングアップします。
コメントアウトしてもう一度同じ操作をするとつながります。
でも電源を切ると立ち上がらなくなる。
デバイスドライバを登録する時にMS-DOSエミュレーションの何かがあるっぽい感じに見えるけど、だからどうしたらいいのかはわかりません。
とりあえず、動いたことでハードウェア的には問題ないことはわかりました。
デバイスドライバの線より、IF27PDVA.COMがハングアップする理由をデバッガで追った方が解決は早いんじゃないかなと思っています。
1つ気になった点があります。
IF27PDVA.COMのパッチのドキュメントの中に、削除しても問題なかったので、98のタイマを使ってウェイトを入れている部分をゴッソリ削除したとの記述があります。
当時はフロッピーディスクやハードディスクのアクセスが十分に遅かったので問題にならなかっただけで、CFカードやSDカード等のシリコンディスクが主流になった現在では、このウェイトが必要なのかもしれないという予想です。
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すいません。間違いでした。この話はIF2771ETではなく、LGY98のVA用パッチの話でした。
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