6月前半の俳句
えにしだの
金雀枝の
ほうきにまじょは
箒に魔女は
またがるという
跨るといふ
季語【初夏】=金雀枝
おもに地中海周辺が原産の低木
かつてヨーロッパでは箒の材料に
使われていたそうです
魔女が乗って空を飛ぶ箒も
エニシダで作られていたと
いわれるとか・・・
根を束ねてブラシとして
使用されてもいました
花の形が蝶のように見えることから
蝶形花(チョウケイカ)とも呼ばれます
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サイトより抜粋
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しんもつの
進物の
新茶たずさへ
木戸を押す
※フリー素材より画像拝借
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みみすます
耳澄ます
きみいぬまちの
君住ぬ町の
げしのよは
夏至の夜半
先月
同級生が亡くなりました
彼の誕生日は6月22日
今年の夏至は6月21日だそうですが
これまでも夏至になると
彼のことを思い出すことが
私にとって毎年の慣いでした
今年の夏至にはもう
彼はこの町には住ませんけれど
それでもなお
いや今後は殊更に
思い出してしまうと思うのです
偲ぶことが
せめてものご供養となりますよう
※フリー素材から拝借しましたが
松江・宍道湖の景色です
みじかよや
短夜や
きみいぬまちの
君住ぬ町に
みみすます
耳澄ます
短夜=夏至の夜
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君住ぬ町の・・・の一句は
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