前記事からのつづきです
参拝を終えた私たちには
加えてお詣りしたい場所が
ありました
それは
今回はじめて伺うところ
いのち ぬし の やしろ
命主社
大社さんの拝殿右手を出たところに
北島さんがあるのですが
出雲大社には
千家さんと北島さんがありまして
北島さんが本筋と謂れていますが
現在の勢力図的(?)には
千家さんが主流(全国から皆さんが
お越しになる出雲大社=千家)
その北島さん東隣にある
樹齢1000年のご神木のある社が
「命主社」でございます
昨年末まで全く知りませんでした
が
知ってしまったからには
行かねばなりませぬ
ど
ど
どーーーん
!
ムク
椋
(ムクノキ)
です
全体が見えませんので
引きで・・・
引いても収まりきらない
比較対象にうちの宇梶を入れてみる
うちの宇梶の身長178センチ
もっと至近距離でも
写したかったのですが
そこはご神木・・・
なんだか憚られましてねぇ
出雲大社の神楽殿から
徒歩5分程度のところですから
出雲大社へお越しの折には
1000年椋の巨木にも
会いに行ってみてくださいね
またとない
絶好の参拝日和に恵まれ
巨木に頭を垂れ
清々しい気持ちいっぱいに
駐車場へと
歩いて戻ろうとしたそのとき
神楽殿の横にある川沿いの
詰所の前に立つ守衛さんが
いきなり最敬礼をされたので
ちょっと驚く宇梶一行・・・
へっ?! なんで私たちに敬礼??
その守衛さんの視線は
私たちへではなく
私たちを通り越した先へと
向けられたものでした
千家権宮司 と思しき袴姿の初老男性
と
他に2名の袴姿の男性(こちらも初老)
さらにスーツ姿の若い女性(たぶん秘書)
千家権宮司、、、て、誰?
と思われる方も多いでしょう
↑この千家国麿さんのご尊父で
先代宮司にあたられる方です
天皇家でいうなれば上皇さま
平たく言えば
一流企業の会長職のような地位
俗世間的に言うと
高円宮の次女・典子さまの
嫁ぎ先の〝舅〟
・・・ということ
神在月に
八百万の神々をお迎えされる儀式の
トップであらせられる方
それが千家さん
いかがでしょ?
おかわりいただけました?
私たち一行
フツーに歩いていただけなのに
偶然とはいえ
とんでもなくスゴイお方に
お会いしてしまい
とりあえず立ち止まって
お辞儀をしました
そうしたらですね
千家さんが
フツーに◯◯さん呼びでいいのか?!w
私たち一家に話しかけて
いらっしゃいましてですね
以下、太字が千家さんのご発言で
緑文字がわれわれ宇梶一行
・・・・・・・・
どちらからお越しですか?
県内の安来市からです
(近所からで・・・何だかすみません)
安来節の唄い初めを
この前マーブルで
見たんだっけ・・・
(独りごち気味)
しどろもろどろ
安来のコロナはどうです?
しどろもろどろ
(失礼のないように返答したつもり)
このあたりからフツーに
歩きながらの世間話
島根はざいごだに
コロナでこげなことに
なぁ〜とはねぇ
↑
まさかの出雲弁丸出しの千家さま
しどろもろどろ
(失礼のないように返答したつもり)
※ざいごだに=田舎なのに
・・・・・・・
こんな咄嗟のミラクルに
まともに受け応えできたかどうか
よく憶えておりませんが
心安くお声をかけてくださった
気さくな千家さまに感激すると共に
恐縮しまくりの宇梶一行でありました
以上がミラクルの種明かし
つづく