<2019年/スペイン・アメリカ合作>

 

 

原題:Feedback

 

 

 

ラジオ番組が

謎の男たちに占拠されたことで

人気パーソナリティの

仮面が剥がれていく様子を描いた

バイオレンスサスペンス

 

 

ポスターには

「バイオレンス・スリラー」と

うたってありますが

私はスリラー映画ではないと

思いました

 

 

 

出演は『おみおくりの作法』

のエディ・マーサン

 

演技派として有名な彼が

密室サスペンスに挑み

濃厚な演技を見せます

 

他に

 

『パンズ・ラビリンス』で

主人公の少女を演じたイバナ・バケロ

 

近年はロブ・ゾンビ監督作『31』や

『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』の

出演が記憶に残る

怪優リチャード・ブレイクが共演

 

 

 

 

 

あらすじ

〜以下サイトより〜

 

 

ロンドンの深夜ラジオ番組「残酷な現実」で

メインパーソナリティを務めるジャービスは

歯に衣着せぬ発言で

聴取者から人気を集める一方

脅迫を受けることも多かった

 

 

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ある夜の放送中

マスクを被った2人組の男が押し入り

番組が占拠されてしまう

 

彼らはジャービスに

2011年11月にベルファストで起こった

一夜の出来事について話せ」と要求する

 

 逆らえばドランとスタッフの命はない

 

果たして彼らの目的とは?!

 

そして惨劇の一夜が幕を開ける・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

過去の事件における真相と

 

映画のタイトルである〝フィードバック〟

 

 

意味を知りたくて

 

ぐいぐい引き込まれました

 

 

 

 

 

 

残酷すぎる場面もあって

 

バイオレンスもの

 

アクションものから

 

ここのところ遠ざかっていた私にとっては

 

気分悪くなる映画ではありましたが

 

 

 

落とし所は

 

やはりそうくるのね

 

という〝やっぱり感〟と

 

主人公に裏切られる〝がっかり感〟

 

 

 

そして

 

 

メディアを信じちゃいけないぞ

 

 

雄弁な著名人こそ

 

疑ってかからないとね

 

 

 

・・・と

 

あらためて思わされた映画でした

 

 

 

 

見終わったモヤモヤ感が

 

半端なかったです

 

 

 

チーン

 

 

 

ポスターに描かれたキャッチコピー

 

 

見る者の

倫理観を

揺さぶる

衝撃

 

 

とありますが

 

 

 

他にスマートな表現はないの?!と

 

思っていましたけれど

 

 

 

結末では

 

たしかに倫理観(みたいな観念)を

 

揺さぶられます

 

ゲッソリ 衝撃的です

 

 

 

 

 

お金がかかっていない

 

ワンシチュエーション映画なわりに

 

俳優さんたちの演技には

 

恐れ入りました