前回の記事で



ちからたろう


絵本・・・というよりは
日本の民話・昔話に分類されるのかもしれません





に登場する


みどっこたろう


について


ジャスティンハート様 より

ご質問をいただきました






じつは私も あまり詳しくないというか

記憶が曖昧なので

ブログに取り上げるわりには
けっこういい加減
・・・汗


ちょっと調べてみました




著者名





ちからたろう


については


まんが日本むかし話


という児童向け番組で放送されたりしたので


ご存知な方も多いことでしょうね






ものぐさな爺さま婆さまが

体の垢で人形を作るという発想が

奇想天外すぎます


泣 !?






さて、くだんの






みどっこたろう





さらには、もうひとりの相棒




いしっこたろう


については



次の引用文をご参考にどうぞ



~~~前略~~~


「おら、これから旅に出て、この力が どんくらい人の役に立つか
 ためしてみてえ。」
さて、力太郎が町をめざして行くと
向こうから道いっぱいになるほど大きな「御堂」
かついでくるものがおる。 
「これじゃ とおれん」と力太郎が、金棒でみどうをひとつきすると
どんがらりんと音立ててこわれてしまったので、男はまっ赤になり、 
「やい、やい、やい!
 日本一の力持ち、みどうっこ太郎をしらんのか!」 
力太郎は、つかまれた金棒をだまって、ぶん回すと
男は空高く、はねとばされていった。 
そのまんま、待っても待っても落ちてこんかったが
ずいぶんとたって小声で、「たすけてくれよう」というのが聞こえ
見回してみると、やれやれ、そこいらで一番高い松の木のてっぺんに
ひっかかっておった。 
力太郎は、その松を根っこぐるみひっこぬいて、おろしてやった。 
みどうっこ太郎は、ためいきをつき、 
「どうか、いっしょに たびをさせてけれや」とたのんだ。
 
しばらくして、向こうから、大きな石を ごんごろ、ごんごろ
ころがしてくるものがおる。 
「あやあ、あのまんまじゃ、ほかのものに ぶつかるが・・・」 
力太郎は、ころがってきた大石を、金棒でがちんとうけとめ
「これ、いたずらすんなって」言いながら、つんとけると
 石は、男にまともにぶつかったので、男はおこったのなんのって、 
「おらのことを、日本一の力持ち、石こ太郎と知ってやったことか!」 
力太郎は、石こ太郎の首ねっこをつまんで、ぽいとぶんなげると
石切場の石くずの中に、首までうずまってしまい
やっとこすっとこ はい出た石こ太郎も
いっしょにたびをさせてくれるよう、たのんだ。 

さあ、こんどは3人になって
のっしじゃんが ずしん、のっしじゃがんが ずっしんと行くと
とうとう大きな町についた。



~後略~