新年一冊目は…、
「停電の夜に」
突然始まった計画停電。
妻と夫はそれぞれの秘密を停電の食卓の夜に語り合う。二人が見いだしたものものは…。

女性はいつだって合理的だし未来志向。
男性は歳を負う毎に思索と回想の日々だ。
だから男性は時間を巻き戻したくなるし、女性は現実的。男女の綾をうたった小説は少し苦手です。けれど永遠のテーマでもありますね。
小説の醍醐味は心理描写にあると思います。人の心を読むことは出来ないけれど、活字なら誰でも読むことが出来る。理解の仕方は様々で結構。
それはそうと人間年を取るほど、人間関係を穏やかに保っていくことは案外難しいのかもしれない。そんなことを最近考えています。
親、兄弟、親戚、友人。
子どもの頃と関係性は変わっていないだろうか。変わったとすればどのような変化だっただろうか。
妻と子。
これからも変わらずにいられるのだろうか。これから変わるとすれば何がきっかけになるのだろうか。
財産や介護で親兄弟との関係がこじれることってありがちだし、ちょっとした行き違いで友人関係にヒビが入ることもあるだろう。妻だって元を辿れば赤の他人だ。
結局、自分の最大の理解者は自分しかいないんだよねって思います。
バイクも。
1人だから感じる世界があるのです(仲間と一緒の時もあるけれど)。
趣味って大切。
やや強引でしたが、そんな事を感じた一冊でした。




