若かりし頃、なんでおっさんになると皆、バイクを降りてしまうんだろうと不思議に思っていました。それこそ「俺はぜってー降りねーぜ、ジジィになっても乗ってやる」と思っていたのに、やれ家庭の事情やら、やれ駐車スペースの問題やら、やれ金銭的に余裕がないとか、そもそも情熱がなくなったとか。
私の周りも気がつげば昔のっていたよという人が多数派になってしまいました。
そう、ブルータス、お前もか。と。
そのおっさんど真ん中となった今、自分は自分、よそはよそと考える余裕が生まれました。子供が二人いるとバイクを手放してしまう気持ちがよく分かるんです。かつては私も本気で手放そうと思いましたし。ちょっといい四輪を買ってバランスを取ろうかなと。
でもですね。でもですね。思うのです。
バイク乗りにしか分からない感覚があるんだと。
季節感は勿論のこと、タイヤ交換後に感じる素直なコーナーリング感やリアが濡れたマンホールに乗った時のゾクッとするあの感覚。高速道路の風圧。
いずれも生活の手段としての車からは得られないものです。
けれども育児とバイクはトレードオフ。完全なる両立は無理だとしても、隙間時間を繋ぎ合わせれば乗ってやれる時間は作れるはず。

早朝の多摩川をゆっくり流し、狛江の竜泉寺へ。神社仏閣とメカメカしいボンネビルとは相性がいい。

翌日は小田原へ。
道中立ち寄った干物や。
気になったのがコレ。
ヤガラ君、君は何故にこの形に進化したのかね。
これが見た目とは裏腹に美味しかった。
週末は矢のごとし。また我慢のウィークデーか。辛いのは自分だけじゃないと思って乗りきることにしよう。












