こんにちは!20代社労士の竹田隼です!
現在、事務所の新卒採用の担当をしているのですが、採用活動はやっぱり難しいですね!
採用は、会社にとっては、今後の会社を担う人材を探す活動であり、組織の新陳代謝のためにも重要な活動です。
そして一度雇用すると、労働法令の規制を受けてしまうので、採用の段階が会社にとって一番、自由裁量が許されると言えます。
一方、求職者にとっては、今後の大半の時間を過ごし、生活のための収入を稼ぐ場所を決める訳ですから、人生設計上、非常に重要な活動と言えます。
そのお互いのニーズがマッチングして、働き始めて、WIN-WINの関係が築ければ何の問題もないのですが、そうは問屋が卸してくれない。
なぜなら、どちらかが偽っている又は本性を隠しているから。
最近、巷では「ブラック企業」という言葉をよく耳にします。
では「ブラック企業」とは何か。
ちなみにブラック企業にしっかりとした定義はないのですが、概ね以下のような会社を総称しているものと思われます。
「従業員に過度の心身の負担や極端な長時間の労働、残業代の未払いなど劣悪な労働環境での勤務をさせて、改善しない企業」
要素ごと分けると・・
過度なノルマの付与
過重な労働
残業代の未払い
セクハラ・パワハラの横行
非合理的な人事異動
従業員の使い捨て etc.
だいたいこのあたりでしょうか。
採用の段階でこのような会社と知っていたら、就職しましたか?
たぶんしないですよね。普通は働き始めてから異変に気づくものです。
なぜなら会社は隠しているから!
しかし、そんなブラック企業で働き続ける人も多いですよね。
それはなぜか?
経済的な理由など様々な理由があると思いますが、「同じ会社で長く働くことが美徳」と多くの人が認識していることが大きな要因ではないでしょうか。
それは正しいのか?
一概には言えませんが、1つだけ言えることは「今と昔は違う!」ということ。さらに言えば「未来はもっと違う!」ということ。
経済成長が著しい一昔前の日本であれば、終身雇用を前提とした年功序列による賃金のベースアップ、退職金の充実による老後の所得補償など同じ会社で我慢強く働き続けることによるメリットが大きかったと言えます。
しかし、現在は違います。景気は低迷し、賃金のベースアップは微々たるものであり、退職金も廃止している会社が続出しています。また少子高齢化に伴い社会保険料は今後も増額することが確定しており、会社の負担は増すばかり。正規雇用から非正規雇用ひいては外部委託にシフトし始めている会社も増えています。
そのような中で、「同じ会社で長く働くことが美徳」の考え方だけでは、その努力が報われない可能性があります。ましてや体を壊したりしてしまえば、取り返しのつかないことにもなりかねません!
会社が自分の努力を認めてくれない、報いてくれないと友人にグチをこぼすだけでは何も始まりません!
これからはより一層、各個人が「懸命」であるよりも「賢明」であることが求められます。
世の中には「人材」を「人財」と考えている会社もいっぱいありますし、雇われるのが嫌で起業している人もいっぱいいます!
ご自身の先入観にとらわれずに、もっと視野を広くすることが、より良い人生にするためには必要なのではないでしょうか。
社会保険労務士
竹田 隼
E-mail: Jun@rousei.com
Android携帯からの投稿
