インフルエンサーの
命を奪うのは
それを誰よりも支持した
熱烈なファンでもあったりする。
ジョン・レノンの命を奪った
熱狂的ファンが、自身の意思で
その目的を果たしたか?
或いは彼に銃を握らせた第三者
がいるのか?
それはわからない。
大国では新しい政権が
間もなく発足する。
4年前、プレジデントに
なった男を、当時私は
よりによって何でこんな
イカれた奴がと思っていた。
それは私が
あまりにも無知だったからだ。
彼は役者であり
ビジネスマンだった。
そして、彼には彼を突き動かす
ジャスティスがあったが
私は知る由もなかった。
4年後の今、この幕引きは
いったい、誰が書いたシナリオ
なのだろう。
一人の女性が銃弾に倒れた。
彼の苦渋の選択は煮え湯を
飲まされる様な思いだった
のだろうか。
自身が打たれる事をも覚悟
しながら、自身を支持する
者が命を落とす。
彼は恥を忍んで存命を選び
4年後を見据えて戦うことを
選んだのだろうか。
革命は死闘だ。
しかし死するばかりが
殉教ではない。
汎ゆる欲望に垂らしこまれ
生きながら死んでいる様な
無感情のプレジデントよりも
それははるかにマシであろう。
何の権限も持たない私は今
かつて軽蔑した男を、個人的
には支持している一人だ。
そしてこれからも。