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PULLING PUNCHES

JOHN JONEACH の作業場


 お金とは「命」である。

「お金命」とは意味合いが違う。

諸外国の人々はお金を預ける
ことは命を預けることであり
それを親友と呼ぶようだ。

古今東西、暗殺理由とは
「お金」である。

命の価値というものを札に現し
札束が世界を支配しひれ伏させた。

自国を札束で支配する闇を知り
自国発行通貨を創ったケネディは
その数カ月後に銃弾に倒れた。

米国債を売ってしまいたくなる
と言った総裁も
国家予算の特別会計という
黒い箱を開けようとした大臣も
皆、突然死んでいった。



坂本龍馬の暗殺原因は
汎ゆる角度で語られるが
無名の一庶民の戯言だという
前提で、語らせて貰う。

坂本ハンは明治政府樹立後
人知れず、後に徳川埋蔵金と
言われた江戸幕府の国家予算を
元手に、自国建て通貨の発行を
企てていた。


坂本ハンは薩長同盟とは
考えが違っていた。
徳川家を政府の要職に就け
新旧融合の道を探った。
同じ攘夷でも、また少し違う
意味合いで日本を護る為である。


元々、彼の家は金貸しが生業
であり、絶対権力の象徴である
武士達が、刀を質に入れ、金を
用立てる惨めな姿を知っている。
金の力を嫌と言う程知っていた。

 江戸が開城されると
欧米の後ろ盾により樹立され
政府の要職についた者達は皆
金融資本によって支配された。
支配は、支配されているとは
気付かれない様、思わせない様
に進むものである。

ずっと英国の後ろ盾で動いて
いた龍馬は、その陰謀を知った。

龍馬は最後までその闇の力を
利用した。敵国のスパイとして
暗躍した彼は二重スパイだった
訳だ。
しかし、彼は彼なりに、否
寧ろ、誰よりも保守的に
日本国を愛し、憂い、止むに
止まれぬ思いが彼を突き動かした。

彼は日本の開国の後ろ盾の
列強の野望を知り、裏切ろうと
秘密裏に計画していたのだ。

かくして、龍馬暗殺により
自国建て通貨の発行計画は
失敗に終わった。

グラバーは、きっと、そんな
龍馬の心情を、深く理解していた
に違いない。そう思いたい。