昨夜は、ちゃちゃっと簡単に作った和食のテーブル。
塩鮭をメインに、
大根となるとの煮もの、
あとはウインナー&サラダに、
じゃがいもと玉ねぎの味噌汁。
この日のごはんは、むすめがといでくれたんだけど、
なんでいつもむすめがといだほうが、
ごはんがおいしく炊けているのかっww
まぁ、私の米のとぎっぷりといえば、
ほぼ毎日無意識に、機械的にちゃちゃちゃーーーっとやって終わりだから
当然といえば当然よね。。。(^▽^;)
こんなありあわせチックな食卓でしたが、これがけっこう人気でした(笑)
ごちそうさま☆
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さて、それでは、和食本のメイキングを少しずつお話していこうかな~と思います^^
今日はまずその第一弾っ。
本のスタートというのは、本来は企画書の内容を考えるところからはじめますが、
今回「だし」について深く書くことはすでに決めていたので、
まずはだしについてあっちゃこっちゃ取材しながら、
だしの原稿をともかく書き上げることからスタートしました。
(企画書の前に、だしについて書くってww)
なにせ、ここがどのくらいのボリュームになるか決まらないと、
本全体の骨組みをどうするか決められない、
つまり、現実味のある説得力のある企画書があげられないと思ったからです。
なので、まずは、だしについて書きあげてからの、
本の骨組み→企画書という順番でした。
普通は本を書く本人は行わない領域なのですが、
私のただならぬこだわりと、私自身が撮影を担当するこいうこともあり、
こんな独特な本の作り方になっています。
(元々の超オタクな突き詰め型の性格が、たぶんすべての源ww)
↓こちらが、だしの原稿のあとにできたその本の骨組み。
いわいる本の設計図です。
※これは一発で決まるわけではなく、
途中であーでもない、こーでもないとちょこちょこと変わっていきます。
これらをもとに企画書をあげ、
宝島社さんの編集の方々との打ち合わせをはさみ、
こういった試食をかねた打ち合わせもしながら、
意見交換をしていきます。
そして、ここからは編集のプロの方々の意見や手を加えてもらって、
もっとよりよい形に整えていきます。
ここはねぇ、やっぱりプロの領域。みなさん、すばらしいアイデアを
どんどん出してくれるのですよ。
今回は、新たに敏腕ベテラン編集者さんと、
最初の「幸せごはん本」を担当してくれていた編集者さんも、
この本に携わってくれることになったので、
さらにパワーアップした体制となりました!
そしてゴーサインが出たところで、私はこのあと、
「ラフ」なるものを書いていきます。
要は、写真をどこに配置して、文字をどこに配置していくかっていう、
ざっくりとしたページごとの組み立てですね~。
ここも普通、本人はやらないのですが、
何せこれが決まらないと、私の場合、
自分で撮影がまったくできないので、
私にとっては、すごーーく大切な作業になるわけです。
これでだいたいのイメージングが全頁できたら、
あとは、ひたすら料理試作&撮影。
今回の本は、なんとすべて撮り下ろしですっ。
私がこだわりたかった点のひとつがここ。
とにかくおいしそうに、その料理の表情を最大限表現することで、
作ってみたい!!
という気持ちを少しでも持ってもらえたらなぁ~というのが私の思いです。
やっぱり本の料理の情報というのは、写真がすべてになるので、
一枚の料理写真がすごーーーーく重要なのかなぁと。。。
(香りとか、音とか出せたら、すごくいいんだけどww)
そこで、今回、使ったカメラがこちら♡
念願のフルサイズーーーっ(≧▽≦)
※フルサイズっていうのは、簡単にいうとフィルムと同じサイズということです。
WEB用の写真にはほぼ必要のないスペックなので、
通常のブログなどの写真は、いつもの愛機D7000でも十分すぎるぐらいなのですが、
紙面で表現力を上げるには、やはりフルサイズははずせないだろうと、
思い切ってゲットしました。(←便乗ともいうww)
カメラオタクとしては、この「フルサイズ」ってのは、たまらない世界なんですっ♡
(って、ここから話し出すと、たぶんだれもついてこられないので、カメラの話は割愛・・・笑)
とにかくこのD600を使って、
和食の繊細な世界を、最大限美しく撮ってみなさんに伝えたい!
という思いでつっぱしりはじめたのは、
いつからだろう、たぶん、本格的にはじめたのは年明けくらいだったような。。。???
そして料理を作りながら、撮影しながら、
なぐり書きのレシピがどんどんと増え・・・・。
(ほっんとにメモ帳になぐり書きです。時々自分で読めないこともw)
そして、今回いろーーーんな和の家庭料理を作りながら思ったことが。。。
これまで肉じゃがなどの煮ものなんかは、計量せずに感覚で作ることがほとんどだったので、
深く追及したことはなかったんですけど、
改めてレシピをおこしてみると、
そこに自分の共通配合だったり、
黄金比率だったりがちゃっかり存在することが判明(笑)
ほかの料理にもそういったものが存在することもわかり、
今まで無意識だったけど、そうだったのかーと発見するきっかけに。
もちろん、そういったことも、しっかりと本にはおり込み、
みなさんの日常の家庭料理にも
フルに生かせるように紹介させていただいています。
120品以上は撮ったんじゃなかろうか。
撮り直ししたものもいくつもあるし、過程写真もあるし(こっちはD7000で撮影)。
他のショットもあわせると、
たぶん、キャプテン翼でいう、
「ボール・・・じゃなくって、カメラは友達♡」
ってな感じの暮らしをしてたと思います(笑)
あとは、なぐり書きのメモ帳から、正式なレシピを原稿におこし、
気になるものは再び作り直してレシピを見直し、
また書き直し・・・・っていうことを何度か繰り返し、
他コラムなどの原稿もすべて書きおこし、
担当の編集さんに、写真もろとも
どどどーーーーーん とおさめる!!
っていうのが、まず一つ目の大きな山というわけです。
こうやって読むとすごく大変だった感じもしますが、
フルサイズの喜びにたびたび酔いしれていたっていうのが正しいかも??(笑)
いえ、それは冗談としても、
ともかく、和食のおいしさを伝えたい一心で一つめの山を登り切ったという感じです^^
ふぅっ。。。
とりあえず、今日はここまでにします(^-^)
二つめの山はまた近いうちにお話しできたらと思います。
お付き合いくださってどうもありがとうございました♪
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『JUNAさんの幸せ和風ごはん』(宝島社)
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どうぞよろしくお願いいたします。
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