小さな体で大きな幸せ手に入れろ!
2年半前に現在私が働いているお店を辞めて他のお店に移ったSちゃん。
今でもメールのやりとりや電話はしてるけど
会うのは今日が2ヶ月ぶり?
博多 中洲 某もつ鍋屋。
仕事が終わってもつ鍋を食べながら語る。
女二人。
Sちゃんはとっても頑張り屋さん。
私の人生で今まで会った人達の中でも一番と言っていいほど・・・
初めて出会ったのは4年前。
細くて小さくて気の強い印象があった。
いつもタバコをふかしてていつもちょっと不機嫌で(笑)
その時はまだ同じ店で働いていても挨拶する程度の仲だった。
ある日私は体の具合が悪くて某総合病院に行った。
ものすごい数の患者が待合席を埋め尽くしていた。
1時間、2時間、、、3時間と私は名前を呼ばれるのをただジッと待っていた。
患者の数も残りわずかになった時、隅の方でSちゃんを見つけた。
何やら一生懸命に書きものをしていた。
それは顧客リストだった。
声をかけた私にちょっとびっくりしてたけど
明るく話してくれたのを覚えてる。
それから少しだけ話しをして別れた。
それがキッカケになったのかどうかはよく覚えていないけど
よく話しをするようになって
あの時Sちゃんが病院にいたのは「腎臓の検査」のためだったと後に知ることとなる・・・
Sちゃんは中学生の時に腎臓に病気を患い
「子供を産めない体」になった。
無情にもその頃すぐに「それ」を宣告されたと言う。
そしてそれから毎月病院に行き薬をもらう日々なのだと・・・
そんなSちゃんが中洲なんかでどうして働いているのか?
それは「借金」が原因だった。
それも「祖父の事業失敗」というなんと言っていいのかわからないほどの
足枷を背負っていたのだった。
その金額なんと700万円。
利息を含めると・・・・莫大な金額だ。
「それ」をSちゃんは今年返し終えたのだ。
一人で・・・
男の子と付き合う余裕も気力も無かったと言う。
ただ「借金返済」のために
7年間必死に働いて来たのだと・・・
口に出して言ったわけではないけれど
「必死」なのは伝わって来ていたよ・・・
人生で一番楽しい時期を。
もつ鍋をひたすら食べながら
その細い体のどこにそんな強さがあるのかを
私は見つけようとした。
でもどこから見ても普通にいる女の子。
今は彼氏もいて楽しそうに笑う。
Sちゃんは絶対に幸せにならないといけない。
今まで幸せじゃなかったとは思わないけど
世の中借金が原因で自殺する人もいるし殺し合う人もいる。
でもSちゃんは頑張ったんやもん!!
頑張っただけちゃんといいことないと駄目だよ!
今度からもっといっぱい遊びに行こうね!!