ボクは虐待を受けた記憶も激しい苦痛に晒された記憶もない。
でも気づくと心を失い
人の形をした人形になっていた。
なぜだろう・・・。
その問いの答えを見つけ、人としての心を取り戻した経験を
ここに書いていこうと思う。
いつかボクの体験が誰かの役に立ち
いつか誰かの心を取り戻すキッカケになれば嬉しい。
海外赴任、2年目はとてつもなく平穏で豊かな日々だった。
ボクの両親は日本で少し病気をしたらしく
飛行機に乗れる状態じゃないとのことでフランスには来ない。
奥さんの両親は一度だけ夫婦揃って来てくれたが
ホテルに預けた犬が心配とのことで1週間も滞在せずに日本に帰って行った。
フランスにいた時は海外旅行が本当に簡単だったなと今では思う。
車で2時間ほど走るともう別の国にいる。
しかも気づくとだ笑
パスポートチェックもなければ
飛行機に乗る必要もない。
日本にいたら考えられないなと改めて思う。
三年目の冬には憧れのクルーズ旅行までしてしまった。
この頃になると子供たちのフランス語はほぼ完璧で
真ん中の子に至っては、考え方、リアクションその全てがフランス人だと
ネイティブのフランス人から言われるほどだった笑
なので旅行に行っても子供たちがいたら何も怖くない
くらいの勢いでボクも奥さんも頼りっぱなしだった。
そしてよくロンドンにも行っていたからか
英語もいつの間にか堪能になっていたので
本当にEU圏はどこへ行っても安心して子供たちに先導を任せられた。
今はすでに真ん中と一番下はすっかり忘れてしまっているが
一番上はかろうじて、英語もフランス語もまだ話せるレベルを保っている。
話はそれたが、本当にフランス生活の2年目、3年目は穏やかな日々を過ごさせてもらった。
ただ3年目は帰国が目の前に迫り
帰国準備に追われて、最後、きちんと楽しめなかったなという後悔がある。
そして何より、またあの家族の間に挟まれて
息苦しい日々に戻るのかというまだ受けてもいないストレスに晒され
最後の最後まで帰りたくない病が治らなかったwww
