ボクは虐待を受けた記憶も激しい苦痛に晒された記憶もない。

 

でも気づくと心を失い

人の形をした人形になっていた。

 

なぜだろう・・・。

 

その問いの答えを見つけ、人としての心を取り戻した経験を

ここに書いていこうと思う。

 

いつかボクの体験が誰かの役に立ち

いつか誰かの心を取り戻すキッカケになれば嬉しい。

耳が聞こえない不安な週末を過ごさせてしまい

奥さんには本当に申し訳なかったと今でも思う。

 

週明け、職場へ行き、奥さんのことを上司に話すと

上司はすぐにご家族に連絡をしてくださり

上司の奥さんが、車にボクの奥さんを乗せて日本語が通じる病院へ

朝、一番で連れて行ってくれた。

 

ちょうどフランスはバカンスと呼ばれる時期に当たり

(6週間学校に行ったら2週間、バカンスと呼ばれる休み期間が巡ってくる)

お子さんも一緒に病院まで同行してくれた。

 

週末をまたいでしまったが

検査の結果、突発性難聴だが、早期のためすぐに良くなるだろうとのことで

1ヶ月分の投薬治療で奥さんの聴力は元に戻った。

 

だが今でも疲労がたまったり、強いストレスを感じると

激しい耳鳴りがして、しばらく横になっていないと

倒れてしまうそうだ・・・。

 

 

フランス生活での最初の危機が「奥さんの難聴」事件だったが

一年目のその他の事件としてはボクの骨折くらいだったかなとwww。

 

職場の仲間と休憩中にサッカーをしていたら

なんと!って感じだったな・・・。

 

松葉杖で同僚に家まで送ってもらい

出迎えてくれたのはボクの両親・・・笑。

 

タイミングが今なら笑えるが

その時は笑えなかった。

 

同僚とサッカーをしていた時は奥さんの両親がフランスに到着する日だということを

すっかり忘れてしまっていた。

 

で、家に着いた時に思い出したのだ。

 

とっさに言い訳も思いつかず

奥さんはびっくりしすぎてフォローもできず

 

早速、お説教タイムだった。

 

「お前は何をしにフランスに来てるんだ!」

「もっと家族を支えるという気持ちを持ちなさい!」

「いつまでも若くないんだぞ!」

 

全ておっしゃる通りで、ボクは今までで一番素直に反省した日だった。