ボクは虐待を受けた記憶も激しい苦痛に晒された記憶もない。
でも気づくと心を失い
人の形をした人形になっていた。
なぜだろう・・・。
その問いの答えを見つけ、人としての心を取り戻した経験を
ここに書いていこうと思う。
いつかボクの体験が誰かの役に立ち
いつか誰かの心を取り戻すキッカケになれば嬉しい。
お宮参りの5日前。
奥さんのお母さんが、ボクの父にお宮参りには行けないと伝えた。
その理由に納得できないボクの父は怒りに任せて奥さんのお母さんを罵倒したらしい。
そしてそれを聞いた、奥さんのお父さんが、ボクの父に電話してきた。
もちろん、そこでも言い合いになり事態が収束するどころか
さらなる噴火を呼び起こしてしまった。
今でもだが、お互いにお互いが悪いと思っている。
だからボクの父は「あちらが一言でも申し訳ないと言えば許してやる」と言う。
奥さんのお父さんもボクの父が悪いと思っているので、ボクの両親の話を孫がするのをとても嫌う。
そしてお宮参りの前日。
自体は一転し、奥さんの両親はお宮参りに参加することになった。
もちろんだが、ボクの父と奥さんのお父さんが目を合わせたり、話をするということは一切なかった。
お宮参りは午前中で、通常であれば昼食をボクの母が振る舞ってから帰っていただく
と言う流れになるはずだが
それはお断りしますと言う形で、お宮参りが終わるとすぐに奥さんの両親は帰って行った。
ボクの母は奥さんの両親に父のことを謝り
奥さんのお母さんはボクの両親に自分の述べた理由を謝った。
ただ暴言を口から出してしまった当事者たちは自分が悪いとはこれっぽっちも思ってないので
お互い謝ることは、10年経った今でもない。
ギスギスした空気の中で終わったお宮参りのことは今でも覚えている。
写真も撮ったが、奥さんの笑顔が痛々しく、本当にかわいそうだと思う。
笑顔なんて作れる心境じゃなかったはず。
本当は一番泣きたいのは私だ!と言いたかったはず。
みんな大人なんだから、冷静に謝るべきところは謝って
元に戻りたい!!!!!
と心から思っていたはずだ。
ボクの父と奥さんの父は目も合わせず
