ボクは虐待を受けた記憶も激しい苦痛に晒された記憶もない。

 

でも気づくと心を失い

人の形をした人形になっていた。

 

なぜだろう・・・。

 

その問いの答えを見つけ、人としての心を取り戻した経験を

ここに書いていこうと思う。

 

いつかボクの体験が誰かの役に立ち

いつか誰かの心を取り戻すキッカケになれば嬉しい。

第一子ができた。

本来であれば誰からも祝福されるべき事柄だったはずなのに

これがキッカケとなり、両家に決定的な亀裂が生じてしまった。

 

それは子供のお宮参り。

ボクたち夫婦にとっては第一子。

ボクの両親にとっては待ちに待った内孫。

 

ただ奥さんの両親にとっては

外孫

3番目の孫

3人目の女の子の孫

という3つの要因が重なり、ボクの両親の喜び方とは違い

ボクの目から見ても少し冷めたものだった。

(とは言っても喜んでもらえてないとは感じていない。)

 

ボクの実家と奥さんの実家は少し離れている。

車で3時間ほどの距離だ。

 

ボクの実家が田舎のため

公共交通機関を使うとさらに時間がかかってしまう笑

 

お宮参りに奥さんの両親が来るか来ないか。

 

ポイントはそこだった。

 

それよりも前に、ボクの両親は

・結婚式の費用を折半にされたこと

で奥さんの両親にあまり良い印象を持っていなかった。

 

そしてそれ以外でも

・お中元やお歳暮を送っても到着しましたと連絡がない

・お礼が奥さんを通じてのみで直接のお礼が一度もない

というポイントで怒っていたらしい。

 

ボクはこの両親に育てられたので

何かを届けてもらったら必ず直接「到着しました」「お気遣いありがとうございます」

と連絡をするのが当たり前だと思っていた。

 

だが奥さんからすると、「そんなこと、どっちでもいいんじゃない?」という感じらしい。

 

そんな些細なことの積み重ねがあり、お宮参りだ。

 

奥さんの両親はお宮参りには来ないという。

理由は

「奥さんのお父さん側の祖母が余命1年と宣告されたので」

だそうだ。

 

ボクはもちろん、奥さんも疑問に思ったらしい。

 

なぜこんな理由をつけてお宮参りに来ないと言ったのか。

 

本当の理由がわかったのは、夏休みに奥さんの両親の元へ帰省した時だった。