今年の3月11日は昨年に引き続き現場でした。

14:46は大阪から京都へ向かう阪急電車の中でした。

 

やはり東北を離れると街の空気感は3.11を感じることもなく...でもそれは当然のことで、誰を責める訳でもなく。

 

阪神大震災も被災地から離れると当然温度感は変わってくる訳で、それは決して間違えている訳ではない。

 

電車の中で感じたのは若い世代の多くは阪神淡路大震災を知らない世代な訳で...もしかすると鮮明な記憶としてのこっているのは40代以上なのかもしれない...という思い。

 

阪神淡路大震災も東日本大震災も"喉元過ぎたら..."という状態にならないようにしないと。教訓と寄り添う気持ちを忘れずに。

 

ホントに最近思うのは"復興"ってなんだろう?基本的には当事者の気持ちと行動からなされるものだと思うけど、当然そこには"当事者レベル以上"の力や支援がないといけないし、誰かが邪魔を出来るものじゃない。

 

いま福島を苦しめるものは"放射能汚染"だし、これは間接的に隣県にも影響する訳で、そこにウクライナの情勢など聞くと"何故天災が無いところで人が殺し合わないといけないんだ"というやるせない気持ちになる。人は文明は確かに進化しているのだと思うけど、一部のトップの人たちは100年前の主義主張と全然進歩がないということなんだろう。

 

日本も原発回帰だと言う。まぁ震災からある程度経ったらこうなるんだろうとは予想しいていたけど(安倍晋三は押し通すと思っていたが、岸田首相がアピールするとは思わなかった)、コントロール全く出来ないものをこれ以上増やして、何百年・何千年と汚染物質を吐き出し続ける廃棄物を増やすだけのことをどうして今出来ると言うのだろうかwww

 

全く順番が逆。廃炉・廃棄物処理の技術を確立させてからの話しじゃない?これこそ"日本にしか"出来ない技術の開発になると思うんだが。どの道時間はかかるのだから、集中するべきはここの点だと思うんだよね。原発推進賛成するなら東京の地下に再処理施設と貯蔵施設作って稼働させて。都庁でも良いし東電の地下でも良いから、感心ない人が多くて建設に賛成するなら問題ないと思うんだが...どうでしょ?

 

京都からの帰り、富士山が見えてきた時にとても思った。