「隣、いいかな?」
「あっ、は……はいっ」
潤の座る流木にそっと腰を下ろす翔
隣に座る初めて会う君に戸惑いはあるものの、何故だかすんなりと心が彼を受け入れている気がする
「日のいずる国、日のいずる刻」
翔の言葉に俯いていた潤の顔が勢いよく上がった
「運命の相手は……君のようだね」
今まで全く女性と親しくして来なかった翔だが、潤の前では自然と柔らかな笑顔がでる
「そ……そうなん…ですか?」
逆に潤はというと、いつもの好奇心旺盛はどこへやら
すっかり翔の整った顔立ちに緊張してしまい上げた顔もすぐに下をむいてしまっていた
水平線から太陽が次第に姿を現し、水面にその光が反射してきらきらと輝いている
「綺麗だな……海も………」
下を向いている潤の顔をそっと覗き込み頬に手を滑らせる翔
「君も綺麗だ…………」
2人の目線が初めて絡んだその瞬間
そっと唇が重なった