結弦くんのロシア杯のケガのこと、自分なりの見方を整理したいと思います。
オリジンのことを少しずつ書いてるところでしたが、ここ数日、私の過去記事にコメント下さった方へ返信を書いているうちに、急に気持ちが湧いてきました。オリジンはあとまわし・・
ケガのことで思うこと。まとめると、3点ほど。。
①結弦くんの足の状態をわたしたちが認識する機会となった。
②全日本に出なくてよかった。
③偶然ではない(まもられてるよ)。
いきなりここで 買う前に先に2枚くれちゃいました(*´`*)
①は、このケガに対する「不注意」と仰った小塚氏のコメントで思ったことですが。。
「けがには細心の注意を払うべきで、去年も今年も同じようなけがをした。すべてが本人のせいではないが、やはり不注意という部分もあるだろう。」
何を軽々しく言ってんだ! と思うけれど、結弦くん本人だとどう受け止めるのかな。軽々しいことばであっても、結弦くんは真摯に受け止めるんだろな。
結弦くんの昨年のあのケガは、まだ完全に治ってなくて、ロシア杯のケガは、そのことを教えてくれる出来事だった、ということだよね。。
本人は分かっているから、注意心がけてやっていた。そんな中での活躍だったこと。その見えない闘いを、観ているだけの私たちは、・・いや、わたしだけかな。頭の隅にあったけど、いざ試合となると、熱くなってしまい、世界最高得点だとか、はしゃいでたな・・、とか思った。
結弦くんが大きな試合で優勝することは、わたしの場合いつの間にか、ファンとしてのプライドのようになっていたような気もしてます。そしてどことなく、平昌の時のようなミラクルを、期待してしまっているような気もする。みんなはどうなんだろう。そしてもしみんなもそうで、結弦くんがそれを感じるとしたら、前回以上の重圧にならないだろうか・・考えてると怖くなってきた。
前回のケガと今回のケガは似ているけれど同じじゃないし。条件も微妙に違うし。ケガは繰り返しだけど、同じミラクルの繰り返しという期待は避けたいところだけど、わたし、考えすぎ・・・?正直、わからずにいます。
それで思いました。前回のことはキッパリ忘れて、ケガからの復活の新たな挑戦。
今回はまた新たな道を切り開く、もうひとつの新たな旅だ。そう思ってエールを送っていこう、と・・。
追記:補足です。
前回のことをキッパリ忘れるというよりは、その延長上にあるケガ・・という、少し違ったケースへの対応・・前回のケガを参考にしながら、という意味での新たな挑戦・・という感じです。
②全日本に出なくて、よかった。
前回の記事に頂いたコメントで、Sさんというメガブロガーの方の記事を教えて頂き、読みました。内容は、選手を巡る癒着と忖度についてです。
細かいところまで把握されていて、説得力のある記事でした(リブログは避けてるようでした)。
全日本の女子は見ていて清々しかった。けれど、男子は、スッキリしないものが残りました。
もし、足の完治してない結弦くんが、まだケガをすることなく、あの場に出ていたら・・
2012年の初優勝の時の空気を連想してしまうものがありました。あの時結弦くんにことばの矢を向けた人たちや、結弦くんの活躍に対しおかしな声を荒げるブロガーさんたちが、必ず居たはずです。そういう人たちの前でケガをしていたら・・と思うと、ゾッとしました。
③使命なのかな(まもられてるよ)。
②の続きになるかもしれませんが、護られてるな~・・と思った。
・全日本に出なくても世界選手権に出場する権利を充たした。
・しかも、GPFに最高順位で出場できる実績をつくった。
・ロシアには愛を届けることができた。
・お目あてのお方には、完成品にして届ける挑戦の機会が別に与えられた。
世界選手権は、またとない、絶好のチャンスになるし、日にちが間に合う。
昨シーズンのケガのタイミングも、絶妙でした。1日遅かったら平昌での戦いは、少し違ったお顔で始まってたかもしれないです。なにせ、トロントでの氷上練習を開始し、4回転ループを成功して勝ちが見えたのが、韓国に飛び立つ前日だったのですから。
そして、あの結果。
朝日新聞社『連覇の原動力』より
世界のローレウス世界スポーツ賞で、カムバック賞の候補に上がるほどの結果となりました。ノミネートされるだけでもそんなにすごいんだ・・ メディアはもっと報じてほしいな~
神様が今期で引退させてくれなかったような感じ。もうちょっとやりなさい、そして、ブライアンやクリケのみんなのもとにまだしばらく居なさい、って。
都築章一郎先生に、いつだろう、日本のスケート界を変えてほしい、って希望を託されて、あと3年待って下さい、と結弦くんが答えたと、どこかにありました。
具体的なことはわからないけれど、今シーズンの、大輔さん復帰に合わせた、ミニマム取得条件の突然の変更や、世界選手権辞退をめぐるメディアの報じ方は、都築先生のことばを物語っているようでした。
追記です
2017年6月でした。都築先生が「お前にコーチではなく、フィギュアスケートを総合的にプロデュースする存在になってほしい」と言われ、「僕にも考えていることがあります。先生、あと3年待ってください」と答えたのですね。頂いたコメントでヒント頂きました、ありがとうございます
結弦くんは、何か特別な使命をもってる、としか思えないです。
ニブツもサンブツも与えられて、結果を出して、みんなに感動を与え続けるひととなりました。
神さまか仏様か、彼にやってほしいことがあるからではないかな、と思ってしまう。
凱旋パレードで、ゴミを置き去りにしないで片づけて帰ろう!という風紀が生まれたのはその良い例ですよね。
社会に美しい風を起こしていく、美しい風に換えていく。まるで、そのために次々と大きな称号が与えられているかのようです。
物質的な豊かさとか名誉とかは、彼の興味の範疇にはないかのようであります。そして、実にナチュラルで、ことの成り行き、人々の想いに、きれいに寄り添ってい生きている感じがします。変な、というか、余計な摩擦音というのを感じない。そして、バランスを保っている。
まるで、彼のスケートと同じですよね。
彼のスケートも、生き方も、ブレがなく、なめらか・・
それは流れの大事な中心を常にとらえて、常に沿っているからだと思います。
その、流れの中心の先に、使命というのがあって、まるでそれに向かってるみたいな。
「使命」を意識してるわけでもなんでもないと思うんですが・・
ほんと・・これ、すごいことですよ。
こういうひとは、必ず、護られますよ。
IceJewels『羽生結弦』より
ひとがそういう動きをしているときは、まるで、目に見えない世界から後押しがあるかのように、好転する方向に物事が動いていくのを、ひとの動きからよく感じてます。
必要な情報に敏感になるというか、選択する眼がつくというか、何を選択するかという直観力(直感ではなく直観のほう)が、ついていくんですね。実行すると、さらに次が見えて、いろんなことが、良い方向にだんだん整理されていくんですよ。
大概は、その必要な情報をざるのように素通りして、受けそこなってるのですけどね。
(*´・∀・`*)/ ワタシ・・
以前、運命を切り開く人に書いたかと思います、運命の開拓を妨げるものは「優越感」と「劣等感」ということばがあって、その意味がわからないなりにも、その優劣の意識のなさそうな結弦くんの言動を通して、妙にうなずけるものを感じたのでした。
考えてみたら、その優劣の意識も、要らない雑音というか、氷を削る大きな摩擦音のようなもの、なのかも。
護られるかたちって、いろんなケースがあると思いますが、自力で切り開いていけることもまた、ひとつの護られ方だと思います。
そして、結弦くんのように、無私の想いがモチべーションとなって、自力で切り開いて頑張っているひと、がね。
絶対結果を出さなきゃいけない大事なときに、頑張って頑張って、それでもその先が見えてこない、もうだめだ、となった時には、さらなる導きが、またそこで現れるはずです。
うまく言えないけど、まちがっても、神さまが、結弦くんのようなこころざし気高いひとを、見放している、というようなことは、ぜったいにないです。
そう・・ だから、結弦くんは、ぜったい大丈夫だよ。
もし、悲観的になってるファンの方が居たら、大丈夫って、言ってあげたい。
世界選手権で、きっと結弦くんの思い通りの演技ができるはずです。
今回のケガは、もちろん良いはずがないのですが、
偶然ではない、何か意味があることには違いないと思います。
そして、大きなプラスの結果となる道筋があってのこと、ではないかと思います。
結弦くんが、このときのお写真のように、
満面の笑みで世界選手権を終えられますよう、祈っております。
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