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jun2980さんのブログ

 何にでも興味をもっています。今、ミステリー小説の連載中です。また、韓国ドラマ、良い加減料理や難病の膠原病をテーマに写真なども載せながらつぶやいています。皆さんのペタやコメントが励みになります。どうぞよろしくお願い致します。




檸檬へ





今朝の藻岩山





ママは3月8日の手術がキャンセルになりました。

手術が出来るほど、肉芽が出来ていないのです。

あのお肉吸引器は、潰瘍部分のスポンジを剥がす時が、痛くて、痛くて
、もうママは我慢の限界に達しました。

男性のHドクターにママは訴えました。

「お産するより苦しい」

すると、Hドクターがママの言葉を理解したように繰り返しました。

「お産するより苦しい…」

で、ママは受け狙いで言いました。

「先生は男性だから、お産の苦しみが分からないでしょ」

処置室は笑いに包まれました。

とりあえず、お肉の吸引も止めました。

今のところ、手術が出来る見通しがありません。

それで、手術予定はないことになりました。


あの時のママのお肉を返してー!


福山さんに撃ってもらおう。




スタバに脱走!!



新製品の“オレンジビリュレフラペチーノ”ちょっとイケメンのお兄ちゃん店員に勧められてビンティ(一番でかい)のを注文。


友達が♡ハートの髪飾り♡をプレゼントしてくれたの。




いつ、檸檬にあえるのかなあ‥




パパの送ってくれた檸檬の写メは淋し過ぎるから、見ないことにしたの



ママだけの檸檬へ

     檸檬だけのママより 


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      追記  


今まで
『私は私~Ican be me.~』を
読んでくださいまして、本当にありがとうございます。

私にとって、初めて書いた小説でした。

勝手に*デビュー作*と決めています。

ごめんなさい。

下書きもしない、メモも執らないで、とにかく、腹をくくって書き始めました。

(正しくはスマホにタップした‥ですが、従来の原稿用紙に書いたように言わせて下さい。)

そのため、時間差が生じたり、矛盾がたりで、拙い小説になってしまいました。

それでも、皆さんからの励ましのコメントのおかげで、書き終えることができました。

途中からは、登場人物たちが、勝手に言動をしだして、私が誘われるままに筆を進めたところもあり、困惑しながらもそれはそれで、楽しかったです。 

でも、吉永航平が人を殺すことになるなんて、私自身、思ってもいませんでした。


「ミステリー小説の人気ブログランキング」では、皆さんにポチっとをお願いした甲斐があり、54人中、最高4位まで取ることができました。

ありがとうございます。

最終的には8位のようですが、大満足です。


次回作も皆さんにお付き合いをしていただけたら、嬉しいです。

よろしくお願いいたします。
 





小説(ミステリー) ブログランキングへ ぽちっとお願いいたします。次回の作品も応援よろしくお願いいたします。 子どもの未来は「国語力」で決まる!


      最終章


私は吉永君の電話の意味が分からなかった。

「何を言いたいの?」

「だから、階段の上で座って眠っていても落ちないということさ」

「それで?」私はつっけんどんに言った。

「続きは会って話したい」

吉永君の思わせぶりな言い方に、私は幾分苛っとしてきた。

「どこで?」

「T神社の石段で」

「嫌よ」

私は即答で拒否した。

常盤靖子に呼び出されて、ビンタされた悔しい場所だ。

吉永君とのキスを強要された恥ずかしい場所でもある。

そして、久保先生が死んだ恐ろしい場所だ。

そして何よりも、松村が警察に連れていかれた悲しい場所だ。

「どうしても嫌なの?」

吉永君がいつもの吉永君ではないような、妙な感じがした。

「嫌」

私は素っ気なく答えた。

少し間があった。

「じゃあ、いいよ。仕方ない。諦めるよ」

吉永君が電話を切る気配がした。

私は肩透かしを食わされた気分だった。

「ちょっと、待って」

咄嗟に吉永君を呼び止めた。

興味を持った訳ではなかった。

でも、このまま切られては気になる


私は仕方なく、1時間後の約束をして、T神社の石段へ行くことにしたのだった。

吉永君の真意が分からなかった。

私はそれでも、気を取り直すと、お洒落をしていこうと思った。

こないだ買ったガーリー(少女ぽくて可愛いらしい)なオレンジピンクのレースショートパンツをはいた。

トップスは白のTシャツをさり気なく着た。

私は髪をとかすと、頭の高い位置にひとつに結んでポニーテールにした


それを丸めてペパーミント色のバナナクリップで留めた。
 
何となく、吉永君は私を好きなのかも知れないと、前から思っていた。

私の気持ちは松村を好きでありながら、憎んでいる。

吉永君に対して、どうということはなかった。

でも、可愛いい私を見せたかった。

そう演出しなければならないと思った。

キッチンに行くと、昼食としてレーズンパンが置いてあった。

でも、食べる気がしなかった。

冷蔵庫の中で冷えていたガラナの缶を一気に飲んだ。

薬くさい味が口の中に広がった。

松村が好きだと聞いて、私も飲み始めた。

好きなのか嫌いなのか分からないが
、いつの間にか薬くさい味に馴れていた。 

時計を見ると、約束の一時間後の15分前だった。

私は外に出た。

むっとした夏の風が吹いていた。

私は自転車をこいで、T神社に向かった。

T神社に着くと、吉永君はすでに来ていて、石段の一番下に座っていた


私を見つけると、軽く手を挙げた。

さわやかな好男子がそこにいた。

私は自転車を適当に止めて、吉永君のいる場所へと進んだ。

「来てくれてありがとう」

濃くて長いまつげは形よい瞳を縁取り、いつものように微笑んでいた。

「早く、話しをして」

そう急かしながら、私はペパーミント色のハンカチで額の汗を拭いた。

バナナクリップと同じ色を使って、
涼しさを醸し出しているはずだ。

吉永君はしばらく、私を見つめていた。

私も永君を見つめた。

目を反らすと、吉永君のペースに飲み込まれて、負けてしまうような気がした。

だから、私は自分をガーリーに仕上げてきたのだ。

先に目を反らしたのは、吉永君だった。

「ここで、高山さんに唇を差し出された時は、本当にぼく、どきどきしたよ」

「……」

「気絶された時は、ちょっとショックだったけれどね」

「そんな話しを聞きに来たんじゃないんだけど」

私は凛として言った。

吉永君は微笑みを浮かべたまま、淋しそうにうつむいた。

「石段を登ってみよう」

吉永君は私を誘いながら、石段を登って行く。

「吉永君!!」

私の呼びかけに振り向きもしないで
、吉永君は先に登っていった。

仕方がなく、私も後を付いていった


吉永君はGパンをはいていた。

黒のTシャツだった。

コンビニの袋を持っている。

袋の中に水のペットボトルが2本入っていた。

十数段の石段を登り、一番上の石段左端に座った。

私も登りきると右端に座った。

「これ、飲まないかい?」

そう言って、ペットボトルの栓を開けてくれて私に差し出した。

私は暑い風の中、自転車をこいで来たからか、喉が渇いていた。

ごく自然に「ありがとう」と受け取ると、ごくごくと音を出して、飲んだ。

それも、私の可愛いらしさを出す演出だった。

冷たい水が喉を通り胃に落ちていく


正直言って、こんな時の水は美味しくてありがたかった。

でも、私は久保先生がここから落ちていったことを思い出すと、怖くなった。

昨日、松村はここからから現れて、そして消えていった。

私がそのように仕向けたことだけど、何となく後味が悪いのは、もしかしたら、浅井刑事に密告したことを後悔しているのかもしれない。

私はやっぱり、松村を思っている。

私はその思いを振り切って、吉永君に訊いた。

早く本題に入りたかった。

「階段の上に座って眠っても、落ちていかないって、吉永君言ったわよね。何が言いたかったの?」

「よく、居眠りしている人がコクンコクンと前後に揺れていることを、『舟を漕ぐ』っていうよね」

私は頷きながら、次の言葉を待った。

「でも、前に倒れていかない。倒れないんだ。人間ってそういうもんなのさ」

私は目を見張った。

「賢介のお母さんの場合は、きっと事故なんだろうな。ぼくが賢介んちの玄関のドアを開けたので、賢介が慌てて降りてきた時、お母さんが引っかかって来たんだろうな」

そう言って、吉永君は私を観察するように見た。

その目は真剣だった。

私はペットボトルの水を全部飲み干していた。

それを確かめたようだった。

何となく、ざわざわとしたような感覚が体を通り抜けた。

「久保先生の場合は、賢介のお父さんと不倫したから、ぼくが背中を押した」

私は声にならない悲鳴をあげた。

腰を浮かそうとしたが、何故なのか
動かない。

「ちょっと‥待ってよ‥吉永君‥何を‥言って‥いるのよ‥」

呂律が回らない。

私が吉永君を演出しているはずだったのに、吉永君の演出に巻き込まれてしまったのだ。

だんだん、眠くなってきていた。

吉永君は私の背中も押すのだろうか


「高山さんがいるから、賢介は成績がトップになれなかった。だから、賢介は賢介のお父さんにとっても酷く叱られていた。賢介は君を恨んでいた。君がいなければ、賢介はトップになれたのに」

「そんな‥こと‥私‥関係‥ないよ‥」

「ぼくは高山さんが好きだと、自分に言い聞かせていた。でも、やっぱり、嘘はつけない。ぼくは賢介が好きなんだ」

私はもうろうとしながらも、空を見た。

雲の峰が見えた。






「今日は良い雲が出ていないから、撮影中止」

と、監督に言われても、私は我がままを言わない女優になるの!

私は意識が遠のく中で叫んでいた。


         完 


最後まで読んでいただき、感謝いたします。


小説(ミステリー) ブログランキングへぽちっとしてくださいね。今までありがとうございました。



檸檬へ




ママが今、受けている治療法『閉鎖式持続吸引療法』ですが、潰瘍部分のお肉を吸引しているのです。

潰瘍に当てている目の荒いスポンジを取り替えているのだけれど、そのスポンジを剥がす時が、地獄の痛さなのです。

痛くて痛くて、我慢をしていても、悲鳴を上げてしまいます。

痛さを我慢し過ぎて、頭が痛くなり、肩も凝って、疲れ果ててしまいました。

昨日は1日中、眠り込んでいたの。

夕飯前に起きて、夕飯が終わったら、3時間でもう消灯。

ベッドに繋がれているから、コーヒーも飲めないし‥

檸檬よ、ママの人生、つまんない人生。




そして、今日も痛くて痛くて、疲れ果てて、昼ご飯も全く手をつけられなかったよ。

この治療、もう、やめたいの。

あまりにも辛すぎる。

檸檬、ママは弱虫かなあ。

でも、例え1ヶ月入院が延びようとも、このお肉の吸引はしたくない。


パパの送ってくれる檸檬の写メは、
どれも檸檬が淋しそう…




ごめん‥
         ママより





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      第38話


松村は押し黙っていた。

T警察署の取り調べ室で、浅井刑事は松村が口を利かないことに辟易していた。

「お母さんの背中を押したのか?」

さっきから、何度も同じことを問いかけている。

ふと、松村は切れ長の目を浅井刑事にすがるように向けた。

はっとするほどに綺麗な顔に、浅井刑事は戸惑った。

「ぼくの言うことを信じてくれますか?」

必死な松村の態度に、浅井刑事は真摯に受け止めようと思った。

「ぼくは押していません」

松村が初めて、潔白さを証言した瞬間だった。

「状況を詳しく話してくれないかな」

浅井刑事は松村を刺激しないように注意した。

「ぼくは階段の上で揺れている母さんを引き上げようとしていたんです。そこへ、航平がチャイムも鳴らさずに入って来たので、びっくりして階段を下りていったら、母さんも落ちて来たんです」

松村は瞬ぎもしなかった。

「常盤さんがぼくが背中を押したというのは見間違いです。どうして、ぼくが母さんの背中を押すんですか。母さんを殺すわけがないじゃないですか」

松村は涙ぐんだ。

「ぼくは母さんに生きていて欲しかったんだよ!」

そう叫ぶと、机の上に泣き伏したのだった。

浅井刑事は大きなため息をついた。

しばらくして「一つ聞いていいかな?」と言ってから、浅井刑事は伺うように訊いた。

「久保先生なんだけど」

言いかけたとたんに松村は、顔を上げて声を引き絞るよう訴えた。

「ぼくは知りません。その日は父さんと回転寿司に行ったアリバイが成立しているんじゃないですか」

確かにその事は裏が取れていた。

浅井刑事は大人と子供が混在している少年を憐れんだ。

14歳の少年が母親殺しの容疑で事情聴取されている。

少年はそれを懸命に否認している。

本来なら、友達と遊んだり、勉強したり、スポーツをして楽しく過ごしている頃だ。

母親がパニック障害になり、父親が不倫をしている環境に置かれた少年を浅井刑事は不憫に思うのだった。

美しい切れ長の目を見ていると、吸い込まれそうになるような瞳をしている。

この子をDVにするまでに追い込んだのは何なのか。

浅井刑事は少年の瞳に負けまいと、
浅井刑事も大きな目を見張った。

姉の奈津子を事情聴取したとき、久保怜奈は父親と交際していないと断言をしたと、言っていた。

どちらにしてもこの少年を傷つけたことには違わない。


隣りの取り調べ室では常盤靖子が、
事情聴取を受けていた。

本当に松村賢介は母親の背中を押したのかと確かめる刑事の前で、常盤靖子は泣きじゃくるだけだった。

久保怜奈の右頬にひっかき傷が付いていたことについても、左利きの常盤靖子は再度、事情聴取を受けることになった。

常盤靖子は久保怜奈に会って、松村健介の父親との不倫を咎めたことは認めた。

そして、口論になり、顔をひっかいたことも認めていた。

しかし、そのひっかき傷が付いた時と久保怜奈が死亡した時では、時間差があることは鑑識の結果、すでに明らかになっていることだった。

刑事達もこの少年と少女に心の傷を負わせたくないとの配慮は、必死だった。


美波は母親の責め立てる声にうんざりしていた。

ーどうして、私のすることにこうもうるさく言ってくるのか。

美波はまくし立てる母親の顔をただ、見ていた。

「分かったわね。さあ、もう部屋に行きなさい」

リビングからやっと、解放されて自分の部屋に戻ったのは、11時を過ぎていた。

明日は終業式だ。

ーもう、どうでもいいや。

美波は疲れ過ぎていた。

ベッドに体をうずめると、眠りに落ちていった。

次の日の終業式に常盤靖子は来なかった。

あれから、松村と常盤靖子はどうしたのだろうか。

美波は松村を思うといたたまれなかった。

あれだけ無視をされてもなお、美波は松村のことを思うのだった。

まだ、少女の心には解らない執着というものが、大きく位置を占めていた。

それに気づくには、もっと大人にならなければならない。

すでに、噂は学校に広まっていた。

美波にクラスの皆は好奇な目を向けていた。

しかし、美波に誰も話しかけて来なかった。

皆が無視したというより、美波に誰も寄せ付けないという、オーラが発信されていたと言ったほうが正しいかも知れない。

美波はオール5の通知表をもらっても、これで母親からの小言から逃れると思うだけだった。

家に帰っても誰もいないことがありがたかった。

部屋に入って、ぐったりとベッドに身体を預けていたときだった。

スマホの着信バイブ音が鳴った。

吉永航平の名前が表示されていた。

美波は躊躇った。

学校でも、お互いに避けていたのだ。

美波にはもはや、この出来事にかかわることは重荷だった。

それでも、タップするとスマホを耳に当てた。

「高山さん、会いたいんだけど」

「今は会いたくない」

美波は実際に気だるかった。

「あのね。人間てさ。階段の上で眠っても下に落ちていかないもんなんだよね」

「何が言いたいの?」

美波は吉永航平の言ったことが容易に理解出来なかった。

         つづく

最後まで読んでいただき、感謝いたします。 



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