昔、昔、大昔。
私が19歳の時、北海道ローカル番組で、カップルで出演するクイズ番組がありました。
カップルはどんなカップルでもいいのですが、私は当時の恋人と出演しました。
8組のトーナメント式で、勝ち抜いたカップルが、準決勝、決勝と進んでいきました。
優勝者にはハワイ行きがプレゼント。
どういう訳か、私達はまぐれ当たりで決勝まで進みました。
と、いっても、全部彼が答えていました。
全く、答えない私に司会者が突っ込みを入れて、場を盛り上げていました。
だって、私、あまりにも緊張していて、ボタンを押すのに、ワンテンポ遅れてしまっていたんですもの。
いくら演劇部で舞台を踏んだ経験があっても、テレビのカメラの前では、勝手が違い過ぎました。
でも、一つだけ、
「11月ごろ、降ったり止んだりする雨のことを何というでしょうか」
というクイズに、私が一番早くボタンを押して答えたのが、
「し、しぐれ」
どぎまぎして答えました。
「はーい、正解」
司会者が大げさに誉めてくれて、笑いを誘っていました。
でも、残念なことに、決勝で敗退しました。
それから、数ヶ月した3月、私は結婚して夫の仕事で他県へ。
と、まもなく、実家に電話がそのテレビ局から、かかってきて、私をテレビ局で起用したい旨の話しが舞い込みました。
もう私は、札幌にいないので、どうすることも出来ません。
でも、もし、あの時。。。
札幌にいたなら、そして、運良くテレビの仕事をしていたなら。。。
もしかしたら。。。
私の永遠の男・福山雅治さんに直接会えたかも知れない…
クイズ番組に一緒に出たあの時の彼…今の夫の顔を見て、つくづく…
ああ、続きは言うまい。
これが、私の運命なのです。
どういう訳か、こういう時は病気にもなっていなくて、という運命を考えてしまう。
あっさり、現実を受け止めよう。
どうもいつまでも、私は夢見る夢子でいかん。
愛川るな
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