ワ☆ダディユンのパッとまみむメモ -4ページ目

ワ☆ダディユンのパッとまみむメモ

思いつきをつらつらと。。








イチはシャワーを浴びていた…











先ほどまで鳴り響いていたギターの音色のかわりに
今はシャワーの流れる音が部屋中に鳴り響いている…











こだわりのヘアスタイルであるツイストパーマを丁寧に洗いながら











イチは思い返していた











今も充分青臭いながらも、
なおのこと青臭かったあの頃のことを…











別に勉強をしたかったワケでもなく


何かを目指すためでもなく


だだ当たり前のことのように高校に進学することを決め


どことなく…
ただ単純に…巷では人気のある茶色いブレザーにベージュのチェックパンツが売りである高校に入学してたこと…


「ど根性」と言う言葉から程遠い性格ではあるが
其れなりに何でもソツなくこなせる器用さを武器に
バスケットボール部に入部したこと。










中学校のツレを便りにできた仲間たちとノリでバンドを始めたこと…










何でも器用にこなせる為、

何でもすぐに飽きがきたが…

まさか自分がここまでギターに…

音楽にのめり込むとは思いもしなかった…













ノリで始めたギター…














バンドの中では、
ボーカルの次に目立ちそうだったから…











「何でも目立つことが好き!」










人前で歌うのはあまり好きではなかったから、
その次に目立ちそうなギター!











そんな単純な理由…











でも、いざやり始めてみると…











全く指が動かない…














何でもソツなくこなせる器用さと言うプライドが始めて傷ついた…













生まれて始めて「意地」と言うモノで物事を続けることになる。















これが功を奏して「今」のイチがいる。












中学までは寝る時間だった「音楽」の授業も高校からは、
一番熱心に取り組む授業となり、
東京にある音大に進学しようと決心するには
そう時間はかからなかった…











音大に進学する為には、
それなりに費用も必要だったし、
何かと付き合いも生じ始める高校生活…


バイトしようと決心し、
生まれて始めて手にした求人雑誌…
パラパラとめくる中
ピピっときたアルバイト…











別に家から近いワケでもなく…










学校からも決して近くもない…










はては…時給もそれほどいいわけではないが…










気がつけば電話をしていた











誰もが知っている
あの全国チェーンのたこ焼き屋に。








映画『ショーシャンクの空に』を観ました。


photo:01







実に、約20年前の作品







おそらく…最初で最後だった観賞もその頃でした。






あの頃は、
「何となく…いい映画」でした。





年を重ねた今










色々な経験を積んで











色んな失敗をして











色んなことを知って











改めて
観賞すると色々と理解も深まり
「なるほど!」の連続でした。











名言の多い映画だと思いますが
特に響いたのは…











「音楽だけは人から奪えない。」











これは、
主人公であるアンディが獄中の中、
生きる希望を失わないためにと
刑務所内にある図書館の充実化を目指し、
様々な困難を乗り越えながら、
ようやく…市の援助を受けることになります。

その一つとしてターンテーブルを授るのですが
一人でも多くの囚人たちに聴いてもらいたいと
放送室をジャックし
刑務所内に、
今まで鳴り響くことのなかった…
囚人たちが聴いたこともない…
素晴らしい音色のオペラが流すことをします。

その刑罰として
独房に閉じ込められ…
帰還した際に、仲間達に告げるセリフです。



アンディは音楽を一つの例とし
我々の体の自由は奪われど
人の心の中にあるモノは誰にも奪えない…
と言うことを伝えたかったのです。











そして…希望を持つことこそ、
人の持てる素晴らしいことなのだと。











人は何かに打ち拉がれ…立ち止まり…哀しみに染まり…どうしようもなくなることがある。












それでも、
人はまた立ち上がり…光を目指すことができるのだと…











決して…見失ってはいけないもの…












それが「希望」











主人公であるアンディは、
本人に落ち度はあれど…冤罪で終身刑の判決を受けました。











そんな彼でも己を見失わず…

自分のできることを続け…

分け与えるものは人に分け与え

懸命に生きます。











見習いたいモノです。


photo:02









湿気を少し含んだ空気



雲一つない空



容赦なく照りつける太陽













高知の夏は今日も暑い…







テラは高知の中心街の中心に位置される公園の片隅のベンチに佇みながら、
夏になると人一倍摂取量の増えるコーラを飲んでいる。


タバコを片手に…




"くそっ!あついな…"





何かとつっかえるボコっとでたお腹




その気になれば、人を窒息死に陥れることができるほどの大きなお尻





だらしないとされる体躯を強調している二重顎…

いわゆる肥満体の身体には堪える暑さ。


全く無意味なことと分かりながらも、つぶらな瞳で太陽を睨みつける。









夏の日のバイト終わりはこれが日課だ…











"腹減ったな…"





お昼も少し過ぎた時間帯
バイトの時間に追われて起きた午前中
何も食べてないことを思い出す。
財布の中身を確認し、自分の空腹を満せるには充分な小銭は確認できた。




"さて…何を食べるか?"



『本能のままに食べたいものを食べる。』


彼の体躯を表現するには充分な指針…





"暑いときこそ、熱々のたこ焼きだ!"






人はこの説明のつかない定説をよく持っている。









"さて…あそこにでも行ってみるか"












四年前に辞めた…いや辞めざるを得なかった全国チェーンで展開されてるあのたこ焼き屋
事情が事情であっただけに顔を出しづらくもあったが…

もう四年も前のこと…店員も入れ替わり、誰も自分のことを知らないだろう…


自分の本能を正当化するための結論が導き出された。



そして、テラは行動に移すことにした。





周囲からは陳腐とされる50ccのアメリカンバイク
それを停めている公園の西側駐輪場まで歩く。




しなくてもいいはずの緊張…




わけのわからない恐怖にも似た感情…






しかし、本能はそれを無視しようとする。







「あぁっ!めんどくせぇ!何で俺がこんな気をつかうんだ?!」






思わず…声に出てしまった…

幸い周りに人はいなかった…







"何で?こうなったんだ?"







お気に入りのバイクまで歩く中、ふとを思い出したくもない過去に思いを馳せる。







それはバイクのエンジンをかけて発進させても続いた…