前回の続きです。


5月2日

LINEで、妹の家族写真について、少し触れる。


そこから連絡が来なくなって、


5月6日

大家さんから、部屋の明け渡しを要求されたのですぐにでも来てほしいと連絡がくる。


なんで明け渡しを要求されるのかとか聞いても答えてくれず、とりあえず来てほしい、直接話したいとのこと。


すぐと言っても、わたしは往復4時間かけて病院に行くのはすぐには行けない…



5月8日

妹から連絡が来る。

父の担当医から、病状説明をしたいので、今日明日で話したいと言われたらしい。

わたしは、メンタルクリニックに向かってる途中だったので、妹1人で行くことに。


メンタルクリニックの帰り道、妹から報告の電話。

担当医の先生の話では、あと1ヶ月持たなそうとのこと。

もう、面会時間も人数制限も解除してくれるらしい。12歳以下はダメなのは変わらないけど。


父の様子は、こないだお見舞いに行った時とは打って変わって、話すのも苦しそうでなかなか話せないし、大家さんの連絡先を聞き出したいけど、携帯のパスコードを入力したりの操作が上手くできず20分くらいかかったらしい。

かなり弱っているそうなので、2日後の土曜日に会いに行くことにする。


妹との電話を切った後、最寄駅から家に歩いてる途中、涙が止まらない。

子供のように泣きじゃくって、夫に何回電話しても出ない。

誰かに助けてほしくて、誰に連絡したら分からなくて、気づいたら、何ヶ月か会ってない保育園からの親友に電話かけてた。

いつも連絡はLINEで、電話なんて何年もしてなかったので、驚きながら電話に出てくれた。

今思い返しても、ほんと子供がお母さんに報告するように泣きじゃくってたなぁ。

お家に着くまで話して、少し落ち着いた。



夜、眠りについて、1時半過ぎ、夫に起こされる。

「妹から電話来てるよ」

心臓がバクバクする。

折り返すと、「お父さん、死んじゃったって…」

会いに行きたい…

でも、1人じゃ行けない。

でも、夫は明日、仕事で大切な用事があるって言ってたし…

と葛藤してると、夫が連れてってくれると。

ありがとう…


妹と母を迎えに行って、4人で病院に行くことに。