内耳自己免疫病の治療で定期的に服用している免疫抑制剤エンドキサン。今回も無事に2ヵ月間飲み終わりました。良かった～。
この2ヵ月間、絶対コロナに感染しないぞ！ と気合いを入れてました。もし感染したら服薬を中断しなければならないから、それは困る。毎日鼻の穴にベビーワセリンを綿棒で塗って、龍角散のど飴を舐めて、感染予防していました。職場でPCR検査を毎週受けさせられているのですが、一度も陽性になっていません。
今回もこの耳マークカードで乗り切りました！（実物には、私の名前も大きく書いてあります）
数えてみると、8回も名前か番号で呼ばれているので、このカードがなかったら大変でした。
ただ、初めに受付のところで不快な思いをしたんです。今まで受付でカードが活用された試しがないので、カードは出さずに受付の動きをずっと目で追って待つことにしました。そして私の番かも？という時に受付に出向いて、「○○（私の名前）です。私は耳が聞こえないので、呼ばれたのは私ですか？」と、大きな声で言ったのに、なぜか受付の人はノーリアクションなのです！
いや、もしかしたらマスクの中で小さい声で呟いたのかもしれない。でも汚いビニールカーテン越しでマスクの口では全然わからない。そもそも、私は耳が聞こえないってハッキリ言ったんだから、違うなら手や首を横に振るとか、そうならば受付票に書いてある名前を私に見えるように前に出すとか、アクションしてくれたっていいじゃない？
でもその人はじっと動かないから、私じゃなかったんだと思い、「違うのですね、すみません」と言って引き下がったのよ。
そしたら、横にいた親切な高齢の女性が、「ちょっとあなた、耳が聞こえないんでしょ、あなたのこと呼んでるわよ？」と、教えてくれたのです！
え？！ なんだ、やっぱり私で良かったんじゃないの！
恥ずかしさと怒りで、受付の人につっけんどんな態度を取ってしまいました。
（いつも母を連れて行く病院のように、セルフで機械で受付ができたら、聞こえなくても問題ないのにね）
さて、血液検査と重心動揺検査と聴力検査をしてから、診察になります。
今回は、診察で初めてワイヤレスマイクを使用してみました！
先生の声はいつも聞き取りにくくて苦労していたので、このマイクを使わせて貰うことにしたのです。それでもやっぱり聞き取りにくかったけれども、前よりは聞き取れたから良かった。
ナースの声だったら、マイクは使わなくても補聴器だけで良く聞こえます。
新しい補聴器で良く聞こえるようになっているので、聴力がアップした気になっていたけれど、聴力検査では殆ど変化なしでした。
でも本当に少し良くなっている気がする。補聴器で音を入れることで、聴神経細胞が刺激されたのでは？ なんて、勝手に思っています。
血液検査も問題なしで、白血球も減っていませんでした。
ただ、重心動揺検査が悪くなっていました。これは、めまいの簡易スクリーニング検査のこと。ラバーの上に立って閉眼で30秒キープしていると揺れてしまうので、結果、「前庭障害を有する可能性が高い」と判定されてしまいました。
でも、めまいの自覚は殆どないです。そりゃそうよ、だって、日常生活でふわふわした所を、目を瞑って歩いたりなんかしないでしょう？
それで次回4ヵ月後に、ちゃんとしためまいの検査をすることになりました。それは「エアカロリック検査」と言って、初めてやる検査です。
全部終わったのが、12時半。
さあ～、恒例の大宮ナポリタンを食べに行こう～！
受診の度に大宮ナポリタンの食レポをブログに載せることにしてから、早くも6軒目になります。
本当は、知らないお店に一人で入るのは、難聴だとハードルが高いのです。
だからって、いつも同じ慣れた店ではつまらない。それで大宮ナポリタン巡りをすることに決めたわけですが、ブログに載せるっていう目標がなかったら楽な方を選んでるだろうなあ。
今回はリッチに、パレスホテル大宮に行ってみることにしました。
ホテルのレストランなら、昔ながらのナポリタンじゃなくて、高級なナポリタンかもしれない？
しかし、高級すぎる！
やっぱりやめて、よそにしようと思った。
が、入口を覗いてたら従業員が私の傍に来てしまったので、もう後には引けなくなってしまった。
「大宮ナポリタンはありますか？」
と聞いたら、ラウンジの方を指してから、検温をするように指示されました。
広々とした１階のラウンジ「サロン ドゥ カフェ」には、お客は殆ど入っていません。私は外が見える窓際の席を選んで座りました。
値段も見ずに入ったので、すごく高かったらどうしよう？
大宮ナポリタンの他に、見栄張って高いコーヒーも注文しました。
合計2,541円！ 贅沢～！
まあしょうがない。免疫抑制剤を頑張って飲み終わった所だし、そのお祝いってことにしておこう～。
これが、パレスホテル大宮の、大宮ナポリタンです。
具材は、ベーコン、ハム、マッシュルーム、玉ねぎ、ピーマン。そして半熟目玉焼きが乗せられています。黄身を潰してパスタに絡めて食べるとおいしいね。
お皿が大きいから写真だとチョッピリに見えるけど、実際はちょうど良い量で、食べ応えがありました。
ただ、ラウンジだからテーブルとソファの高さが同じなので食べにくい。
濃厚なトマトペーストが、大人の味だねえ～。
大宮ナポリタンマップに載っている紹介文には、「ホテルシェフが作るデミソース入りナポリタンをご賞味ください」と書いてあります。
今まで食べた大宮ナポリタンの中でも、これが一番おいしいかも？
食後のホットコーヒーもおいしい。
ところがコーヒーを運んできた従業員（男性）が、私に話しかけてきたのよ。大宮ナポリタンがどうだらこうたら言ってるみたいだが、殆ど聞こえなかった。
「ええ、大宮ナポリタン、食べ歩きしてるんですよ」「パンフレットに載っていて」
とかって、適当に答えたけど、会話、噛み合ってたかな？
たぶん、「ここに大宮ナポリタンがあることを誰かから聞いて来たのですか？」みたいなことを聞かれたんだと思うが…？
普通に聞こえている人のフリをしていたので、バレないように緊張して、落ち着きませんでした。
iPhoneで写真撮ったり具材のメモ取ったりしてるから、「取材に来てるの？」って感じに見られ…いやいや、見られないって、こんなダサい服装じゃあ。
空いてるから、ずっと見られているような気がして、居心地が悪かったのです。自意識過剰かも？
おいしかったけど、一人ではもう来ないかな…。
これはホテルの前にあった鐘塚公園の木です。
