全日本岡山ラウンド終了。 | TKR / J16のブログ

全日本岡山ラウンド終了。

全日本岡山ラウンドが終了しました。

 

2週間前の全日本オートポリス大会の2レース(RACE1&RACE2)で表彰台獲得を目指したが達成ならず。

健琉との全日本における過去の岡山ラウンドは・・・・

 

良い思い出も。

 

悪い思い出も(笑)

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タクトとBATTLE FACTORYの皆様には本当に申し訳なく・・・・

しかし、この時に現場での皆様の対応には、本当にプロ意識というか、スポーツマンシップというか、感動を覚えました。

レースやっているうえでのアクシデントに対する理解と対応。

TKRもそうあるべきと、今でも何かあるたびに思い出してチームの基本として忘れないようにしています。

 

さて、健琉との過去の岡山戦績は↓

 

2017年  J-GP2(600cc)  予選13位  決勝10位

2018年  JP250  予選1位  決勝1位 

2019年  J-GP3(250cc)  予選3位  決勝1位争い中に転倒リタイヤ

2020年  J-GP3(250cc)  台風により中止

2021年  ST1000  予選11位  決勝マシントラブルによりリタイヤ

2022年  ST1000  予選8位  決勝8位

 

得意なのか?不得意なのか?

相性が良いのか?悪いのか?

まったくナゾです(笑)

 

今年は合同テストから若干の試練。

テスト1週間前に健琉がインフルエンザに感染。

何とか回復してテスト当日の朝にサーキット入りしましたが・・・・

病み上がりでバイクを振り回せるほど1000ccの200馬力は甘くありませんでした・・・・

3セッション合計4時間あるテストでは昨年ベストタイムの1秒ちょい落ちが精いっぱい。

幸い食欲はあるので、たくさん食べて早く寝たらテスト2日目はかなり復活。

ようやく色々なトライが出来て、昨年のベストタイム付近まで到達!
テスト2日目は7番手。
この領域まで来て、ようやく次に向けた車体のセッティングも進み、この領域だからこその不具合なども出てきました。
岡山はブレーキにも非常に厳しいコース。
写真はFブレーキ圧力15barのブレーキング写真。
これまでトラブルの無かったTKRのブレーキもここにきてちょっと不安定です。
必死に改良、改善を試みました。
 
そして2020年に新たに設置された二輪用シケインも難しいセクション。
200馬力の1000ccマシンを超低速フルバンクからフル加速で高速コーナーのモスSへ導くのは至難の業です。
ちなみにシケイン設置後、初めての公式セッションとなった2020年の全日本合同テストで、一番最初に転んだのはTKRです・・・(砂利出してごめんなさい)
 
 
金曜日2本のテスト走行で、車体もライディングもしっかりとレベルアップして予選を迎えます。
予選はなんと40分間もある!
タイヤ1セットなのに・・・・
珍しく少しタイミングをズラしてコースインしましたが、最初の2周はうまくまとめられず3周目に自己ベスト更新の1′32″931を記録。
その後もアタックを続けますがタイムは更新されず。
ということで、残りの約30分は合同テストで出来ていなかったロングラン・・・と言っても決勝周回は走れず14周を確認。
結局予選は中盤以降まで6位でしたが、あれよあれよと落ちて行き、最後はギリギリ3列目の9位となりました。
 

 

決勝日は秋晴れというより、気温もあがり晴天で夏の終わりな感じ。

今回はレースクイーンならぬ、レースオジー??が傘持ち担当。

62?63?しらんけど(笑)

 

課題の決勝スタートは・・・サイティングラップは最高!!

だったけど、本番のスタートは・・・あー・・・

12位まで落ちてしまいました。

 

ここからは前に行くしかありません。

序盤に何とかカワサキZX10Rの岩戸選手をパス。

ゼッケン9と6だけど、岩戸選手の字体、太くて強そう(笑)

 

そして、少し離れてしまったヤマハYZF-R1の2台。

前回オートポリスでもバトルした豊島選手と前田選手にレース中盤には追いつきました。

しかし・・・そう簡単にパスできる相手ではないのです。

(余談ですが、ウィークの金曜日、このコーナーの白線からはみ出したらタイム抹消=はみ出してはいけませんってことです・・・という通達があり、ゴタゴタしましたが、今年は例年通り超えてもOKとなりました)

 

レース終盤までこの間隔を詰めることはできず・・・

しかし厳しいコンディションの中、上位陣の転倒が相次ぎ、終わってみれば6位入賞となりました。

ST1000参戦してからのベストリザルトではあるのですが・・・・

 

①目指しているのは表彰台

②レース中のベストラップは完走車両中3番手

③アベレージタイムも33″台を刻めていた

 

などを考えると、うれしさよりも格段に悔しさが勝るレース結果となりました。

 

気持ちを切り替えて、2週間後の最終戦鈴鹿に向けて全力で準備しようと思います!

引き続き応援のほどよろしくお願い致します。