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Jun Photo Diary

写真を媒体に旅、日常での出会いの記録を綴ります。

5/13から銀座、ギャラリーM84で写真家大坂寛写真展が開催されます。

大坂寛と言えば、女性美を追求したヌード写真シリーズXZYシリーズで知られています。

私も当時このシリーズを拝見して衝撃を受けた一人でもありますが、大坂氏の描く女性美は、単にヌードとしてではなく女性の持つ内面の美しさを引き出す素晴らしさがあります。

また、大坂氏はある時期から被写体を自然に目を向ける様になり、8×10インチの大型カメラで撮影するようになりました。

実は大坂さんは若い頃、国体の選手だったそうで、その体力を生かし北アルブスのジャンダルムや八ヶ岳の厳冬期に赤岳にテント泊するなど自然の恐ろしさ・素晴らしさを身をもって体験された方でもあります。だからこそ自然がどのような時に素晴らしい瞬間を見せるかを熟知し、その一瞬を捉えているのです。

近年は、大型カメラ(8×10)のフィルムカメラで大坂さんならではの自然美を表現しています。

その新作展とヌード作品の未発表作品の展示となる今回の個展、大坂氏の女性美と自然美が堪能できる写真展が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年、2月に私の個展にお越し頂いた時の一コマ(向かって右側が大坂氏)

 

 

 

 

 

 

 

 

今から30年程前、"自然との対話"をテーマに撮影を行っていた時期があった。

森の中に発電機と照明設備を持ち込み、闇に浮かび上がった樹々と対話することを試みた・・・

当時はまだフィルム時代でしたので。4×5インチのフィルムを用いた大型カメラで撮影し大型パネル展示していた。

この一連の作品は、神奈川県美術展での大賞を始め数々の公募展で入賞はしていたもののある時期に行き詰まりこのシリーズを封印し、他のテーマへと移行していった・・・・

あれから30年の月日が経ち、多くの自然との関わり、機材の変化により再び昨年あたりから自然との対話シリーズを再開しました。

機材はデジタルへと移行し高感度に有利となり、照明設備もLEDランプのおかげで40wで昔の300wの明るさを得られ、よりスケールの大きな撮影に臨むことができるようになりました。

撮影した写真は、作品なのでブログ上での公開は控えますが、今回1点だけ松田町寄で撮影した写真を紹介します。寄には、2〜3年程前から頻繁に立ち寄るようになりましたが、凝縮された様な田舎の落ち着いた雰囲気は週末に過ごしたくなるぐらい好きな場所です。特に桜の季節には川沿いに枝垂れ桜が咲き乱れ、吸い込まれるような景色が広がります。丹沢登山の登り口にもなるので、登山をやっている方はご存知かもしれませんが、桜を目的にのんびり過ごすのも良いかと思います。

 

 

             "自然との対話"     神奈川県松田町 寄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"自然との対話" 2024/2展示作品(1.2×8m)

 

 

 

 

 

以前、PARFUMと言う雑誌に掲載された際の批評家"夏木遊"氏のコメントから・・・

 

相沢淳一写真展 自然との対話

 

一見、演出的にも見えるが、しかしそれは、樹が樹となり

世界が世界となるかを示すための光景である。

つまり「存在そのものにおける呼吸」(メロル=ポンティ)があるといえよう。

私は相沢の写真を見て、ポンティがアンドレ・マルシャンの次の一節を引用したのを思い浮かべた。

「森の中で、私が森を見ているのではないと感じた。樹が私を見つめ、

私に語りかけているように感じた日もある・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

                              撮影準備

 

この撮影は、下見1時間、照明のセッティング1時間30分、撮影1時間30分、撤収作業1時間と

現場についてから撮影終了まで5時間かかるため意外と体力のいる撮影です。

発電機の代わりに車から電源を取れるようになったので重量は減ったものの

ライトを12灯使用しているので、神経を使う作業には変わりありません。

それでも闇に浮かび上がった自然と対話できることで一気にその疲れも吹き飛びます・・・

3〜4月にかけて、自然が動く姿を計8回撮影、方向性も見えてきたので

しばらくは写真を整理した上で、新たな撮影に臨む予定です。

作品発表には2〜3年後になるかと思いますが、是非見て頂きたい作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくブログをサボっていましたが、久しぶりの投稿です。

 

引き続き、マイペースで投稿していきますのでよろしくお願いします。

 

本日の投稿は、新緑真っ盛りの箱根仙石原長安寺に撮影に訪れた撮影記録です。

 

今年は3月が比較的気温が低かったこともあり、4/中頃に咲く二輪草や石楠花を始め、

 

この季節の長安寺の花として増え続けているクマガイソウが見頃を迎えていました。

 

一年の中でも私はこの季節の長安寺が最も好きな季節・・・

 

自然の植物達が太陽の光を吸収し、元気よく輝く姿に癒しと活力をもらいました。