ギャラリーNEW新九郎で開催されている、安藤沙羅さんの個展を訪れました。
福島県の豊かな自然の中で育ち、彫刻家の背中を見ながら創作に親しんできた安藤さんは、2011年3月11日の東日本大震災を機に奈良へ拠点を移し、現在は日本画家として精力的に活動を続けています。
本展のテーマは「TINY VOICE」。
日常の中にあるささやかな時間や、見過ごしてしまいそうな一瞬——そこに宿る穏やかな幸福や静かな感動を、丁寧にすくい上げるように制作してきたと語ります。
慌ただしい日々の喧騒を離れ、この空間に身を置くと、安藤さんの描く世界に静かに引き込まれ、時の流れとともに心がほどけていくような感覚に包まれます。
家に現れた猫たちの姿は、やわらかな色調の中で安らぎに満ちた表情をたたえ、観る者の心を穏やかにします。また、身近な植物や動物たちの描写からは、彼女がそれらと向き合う幸福な時間までもが伝わってくるようです。
会期は3月30日まで。
ぜひ、安藤沙羅さんが紡ぐ、静かな安らぎに満ちた日本画の世界をご体感ください。
会場
ギャラリーNEW新九郎
〒250-0872 神奈川県小田原市中里208
ダイナシティウエスト4F
https://www.dynacity.jp/shop/detail/156
新作含む37点を展示予定







