会期終了前に、11/23に新橋~銀座へかけて、拝見した展覧会のレポをアップします・・・
まずは、新橋のパナソニック汐留ミュージアムで開催中のジヨルジョ・デ・キリコ展・・・
ピカソが畏れた、ダリが憧れたとも言われているキリコ、本展は、パリ市美術館に寄贈
された未亡人イザベッラの旧蔵品を中心に、イタリアの美術館や個人の他、日本国内の
所蔵作品から、画家の各時代の代表作100点点が紹介されています。
私的に注目は、後期のキリコ独特の作風も素晴らしいが、前期の作品・・・・
写実的な描写は、これがキリコなのかと思う程細密な描写に感動しました・・・
日曜美術館でも紹介されましたので、是非キリコの世界を感じて頂きたいと思います。
続いて銀座へ移動し、資生堂ギャラリーで開催されている写真家荒木経惟写真展、
往生写集-東の空・PARADICE・・・
天才アラーキーの東京での大規模な展覧会です。
展覧会のタイトルの「往生写集」は、平安時代の僧侶・源信が著した仏教書「
往生要集」(985年)から想を得た荒木の造語です。
本展では、「死=往生」から「再生」に向かっていく、荒木の現在の心境捉えた作品が
展示されています。東日本大震災以後、被災地の復活を祈りながら毎朝自宅の屋上から
撮り続けた「東の空」は、生命の力が湧いてくる、まさに再生・復活のシンボルと
言えるでしょう・・・(展覧会テキストより)。
資生堂ギャラリーの贅沢な空間での展示は、アラーキーの凄さを改めて感じとることでしょう・・・
コメントは割愛しますが、4丁目交差点のリコーイメージングギャラリーで写真展を
見た後は、ディオール展へと向かいます・・・
今年のMIKIMOTOのクリスマスツリー・・・
きっと夜は奇麗なことでしょう・・・
そして、今もっとも注目されている展覧会、エスプリ ディオール
ディオールの世界展が開催されています・・・
ディオールの豪華な衣装や写真がB1~3Fまでたっぷりと紹介されています。
衣装は、トップモデルやダイアナ妃が着用したものなど間近に見れるめったにない
チャンス、細かい縫製作業にはびっくりさせられるほどです・・・・
各階には、トップモデルが着用しているディオールの作品写真が展示されいますが、
ファッションフォトグラファーの巨匠パトリック・ディマシュリエの写真が、1947年
~今日に至るまで、ディオールの世界を引き出しています。
世界のトップレベルの作品、演出が見れるまたとない機会、見る価値有りです・・・
ディオール工房から作業者を交えての実演・・・
手をふってくれましたよ・・・
次は、ポーラミュージアムアネックスで開催されているフジタ、夢を見る手・・・
ご存知の方は多いと思いますが、レオナール・フジタは、女性や猫を写実的に描いた
作品を残しています。
私も好きな作家ですが、本展では、1940年後半~1960年代に制作された作品を
中心に構成された、フジタファンには興味深い展覧会であると思います。
そして、最後に紹介するのは、本ブログで何度か紹介させて頂いた彫刻家安藤栄作が
東京都美術館でグループ展、「炎上・沈黙・そして・・・」を開催しています。
以下、展覧会テキストより・・・
3.11の後、私たちは鎮魂と復活を願い高揚しました。そして、瓦礫処理や放射能の問題
では激しく対立断絶しました。今は大きな声は消えて凧のような静けささえ感じます。
ここに見えたものは、繁栄の陰に隠れていた日本の光=美しさと闇=醜さです。
そのとき美術家は何をなすべきか? この経験の諸相を高密度に結晶化し後世に残すのが
美術家の役目の一つであると考えました。
五人の美術家が格闘する結晶化の途上をぜひご覧下さい(企画:白濱雅也)
今回、安藤栄作さんは、過去に発表した「光りのさなぎ」、「鳳凰」を始め
今回の展覧会に合わせて彫りこんだ七福神が展示されている・・・
いずれも、2mを悠に越える巨大彫刻群・・・
是非、安藤栄作さんの世界を間近で感じとって頂きたいです・・・
2012年、「光りのさなぎ」
2014年、「鳳凰」
2014年、鳳凰他作品・・・
2012年、光りのさなぎ展から・・・
※本日紹介しました展覧会は、キリコ展以外は全て入場無料です。
安藤栄作さんの作品は12/7までですが、他の展覧会は12/末まで開催されていますので
お見逃し無く・・・・























