非常事態宣言が出てから、今日で2週間と1日らしいです。
皆さんどうお過ごしですか。
キーワード:TOEIC, TOEIC 900, 予測能力, 外出自粛生活, TOEIC高得点でできること
今日は、外出自粛中にできることとしての英語学習、TOEICについてお話します。
英語学習の話をするとき、よくこの勉強法が効率が良い、この方法はお勧めですとよく言っている方がいますが、正直なところ学習の効率は人それぞれ違いますので、自分はこのやり方は素晴らしいと思っていても、それが別の人には…ということになるのではないでしょうか。
また、学習効果の期待、学習目的の違いも大きくか変わってきます。
例えば、ビジネス目的で英語を効果的に学習したい人に、洋画を字幕で見ると良い学習になるというようなものは的確ではないような気がします。
その学習法(映画の場合は学習ではなく娯楽ですが)を取り入れたことで、その人の限られた時間を少なからず占めることになるからです。
ただし、方法論として「こういった勉強法があると認知しておく」ということは大事かもしれません。
試す、試さないは別として、英語力が伸びる人は「自分で自分に合った学習法を見つけ出せる」人だと思っています。
なので、私が思うことは、ある人がこの学習法が効果的だった、オススメするといっているのを聞いた場合、「いや、自分のこの学習法の方が効果的なんだ」と心の中で言えることが重要なのでは。
せっかく英語の話を書くのですから、それを書く人間がどの程度の英語を使えるのかということをまずお話しておきます。
2016年5月、約4年前に受けたTOEICですが、写真の通りで 930でした。
TOEICは大学入学時に全員受けさせられた1回目が760点で、この930というのは2回目です。
周りの生徒や人に比べてもダントツに高かったかと思います。
ちなみに、TOEICのための試験勉強はしたことがありません。ですので、2回ともどういった問題が出るかわからずに受けた状態でした。
TOEICの試験を受けてみて感じたのは、集中力、ある程度のリスニング力、速読、問題解答力、読解力(?) の5つだと思ってます。
集中力に関しては様々な文献がありますが、これは精神力といって良いんじゃないでしょうか。性格というか。
部活、塾、受験勉強というものを通り過ぎてきて、培われたのか分かりませんが、2,3時間同じことをすることが苦と感じません(処理能力は落ちているかもしれませんが)。
なので、TOEICの試験時間、長いか短いか感じるのは人それぞれですが、全意識・神経を文字と情報に注ぐことは私は苦ではありません。
なのでツラいと感じている方がいればもしかしたら集中力に問題があるかもしれません(もちろん、「英語を学習している人にとって」ということが前提です。英語が嫌いな方にとってはこの試験時間は苦の何物でもないはずなので)
ある程度のリスニング力とは、ある程度英語音声を聞き取れるということです。
Efficient training of English listening – Intermediate Level
https://www.youtube.com/watch?v=WmV31ypcc3w&t=1492s
これはyoutubeで 英語 リスニングと検索したら出てきたものです。
まずは聞いて、次に英文が表示されます。日本語の意味は出ませんから、聞きながら予想することになります。聞き取れなかったら英文から意味を理解します。日本語が流れないことで「自分で」意味をリサーチする過程が生まれます。この「自分で」というのは大事かもしれません。日本語が書いてあるとどうしても受動的に意味情報を受け取ってしまい、深く考えずに流してしまいがちです。
よく英語を教えていて、「なぜこんな英文さえ聞き取れないんだろう」って考えたことがあります。
その時に自分に言い聞かせたのが、「じゃあドイツ語のリスニングを聞いてなんて言ってるか考えろ」です。ドイツ語は、ある程度習いましたが、正直全く聞き取れません。なぜ聞き取れないかというと、当然ですが単語を知らない、単語レベルの音声さえも聞きなれていない、単語が連なったときの音声を認知していない、音声が早すぎて処理が追いつかない、その表現が頭にない といった理由があります。
日本人の学習者の場合、単語を知らない といったケースはあまりないと思います。それは、英語学習者の場合、TOEICレベルのリスニングで出てくる単語はほとんどカバーしているはずだからです。ですので、上記の残りの問題が、肝になってくるのではないでしょうか。
音声に慣れる、単語の音声をもっと大事にする、表現自体を頭に入れてしまうといった手法はリスニングの点数アップにつながることでしょう。
次に、速読ですが、これはかなり複雑です。英文を速読する能力がどのようなもので構成されているのか想像すらできません。自分は英文を読んでいるときは、考えているようで考えていない状態です。訳してもいませんし、なんか英語で言ってるよといった感覚で読んでいます。英語論文なども数百は読んだと思いますが、「重要なこと」が書かれているところは真剣に読み、あとはそうかそうかといった感じで読み流すことがほとんどでした。
要は、速読イコールすべてを速く読むではなく、重要度が低いが文字として存在する箇所をいかに予測、判断し読み流すことができるかということがポイントだと思っています。
その判断は、TOEICのリーディングの場合だったら大きくいうと設問の回答への情報が書かれているだろう部分を頂く、小さくいうとその文章から何が書かれるであろうかを予想し、読んでいるうちに現れる動詞・主語などで肝の箇所を頂く、といった方法になります。
会話をしていると、相手が次に何を発言するか予測してしまう癖があります。これは学校でディスカッションをしているうちについてしまったのか、元々なのかはわかりませんが、日常的な会話ではこの癖はかなり厄介です。
しかし、この「予測」するという癖は文章を読むうえではかなり役に立つのです。その予測が当たる、当たらないにしろ、確実に文章を読みやすくすることが可能です(もちろんその予測・別の意味での「読み」が外れることもありますが)。
問題解答力ですが、これもまた結構重要です。
皆さんは英語の問題を解いてる時に、この問題は誰が、どんな人が、どんな意図を持って作ったかを考えたことがありますか。
AIの時代と言われていますが、英語の問題は人間が作成しています。
私は、出版社の英語の問題集、参考書などを作成する方々とお話をしたことがありますが、全員が全員と言って英語を大切に扱っており、問題1つ作るにもおかしなところがないように2重、3重に確認をしています。
問題を作ってる人間が、アインシュタインやスティーブ・ジョブスのような人たちだったら異次元的な問題が完成するかもしれませんが、実際はそうではありません。
必ず、同じような傾向があり、選択肢から選ぶ場合は、考えさせるようにひっかけるようなものがあったり、ただではやらせないような問題があるはずなのです。
1つ前の速読での予測に戻りますが、ここでも問題を作成した人間の意図・考えを予測して文章を読むことが重要だと思います。
最後に、読解力(?)と書きましたが、これは上の2つ、「速読」と「問題解答力」を組み合わせた上での文章を読む力、ということです。
速く読んで必要な情報を入手するイコールいらないものを切り捨て、問われた問題を素早く片付けること、ということになります。
これは英語だけに限らず、どんなことにも応用されるのではないでしょうか。
もちろん、予測のしすぎは禁物です(笑)。
長くなりましたが、今日の最後にTOEIC 900台のCan-do list を載せておきます。
・英語圏現地人以外の英語使用者(非英語母語話者に慣れている人)と話せる
・一定のテーマならば準備次第で英語での議論、プレゼン等が行える
・医学、薬学、特殊な用語を使う分野以外のほぼすべての英文の理解
・特殊な用語・知識を必要しない同時通訳が可能
・英語圏中学生レベルの英作文
・英語学習者の英作文の誤り・不自然さを認識できる
・日本英語技能検定 1級に語彙問題を準備すれば合格できる
・日本在住の外国人 又は 観光客と初見で仲良くなり知り合いになれる
・仲良くなった外国人と居酒屋やパブなどで楽しめる
皆さんの Can-do list はどんな感じでしょうか。
Can-do list があるならば個性的な Cannot-do list があってもよいかもしれません。
あと何日自粛生活が続くかわかりませんが、今日はこの辺で。
