Reincarnation ~散りし雪の花~ 9 | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。

「すでに、元の一行が
国境まで来ているのかもしれません。

どうか・・・我が子とソルファを
元から、お護りいただきたい・・・」

ハン・サンソンは、椅子から降り
土下座をして、ヨンに縋った。

 

 

 

 

 

 

 

『これより、俺は所用があり出かけます。
その後、お力になれるかどうか
お答えしましょう。』


ハン・サンソンの訴えに
ヨンは、一言だけ告げると静かに立ち上がった。


ハン・サンソンは、顔をあげ
ヨンの顔を見上げる。

そして、ヨンのいで立ちをみて
愕然と項垂れた。

「上護軍・・・

そのいで立ち・・・
まさか・・・」

『今から、ある屋敷に
罪人を捕らえに参るところです。

罪人は、生きて捕らえよとの
王命を受けています。』

ヨンは、執務室から出ていく間際、
呟くように告げると、
チュンソクに、目配せをした。

チュンソクは、ヨンの目配せに
コクンと頷くと、ハン・サンソンを
立ち上がらせ、兵舎から
ハン・サンソンを連れ出した。

意気消沈としたハン・サンソンの目の前を
ヨンを先頭とした迂達赤たちが
皇宮の外へと、急ぎ足で出ていく。

ハン・サンソンは、その様子を
諦めの境地で見送った。














ハン・サンソンの屋敷。

四阿で、ソルファの話を聞いたリュウは、
すぐさま、ヨンに文を飛ばした。

「ソルファ殿。
貴女が、子の命を護りたいと願うのならば
全てを白日の下にさらし
その罪を償うべきだ。

確かに、此度の謀で
あの男や高麗王の
逆鱗に触れてしまったのは確かだ。

だが、貴女が言うように
高麗王は慈悲深いお方だ。

そして・・・
高麗王の剣は、
命を無駄にすることを嫌う男だ。

罪を憎むが、人を憎むような男ではない。」

「リュウ・・・」

ソルファは、涙を浮かべながら
リュウの言葉を聞いた。

「わかりました・・・
私が知る限りの事を
全て、高麗王にお話します・・・

そして・・・
出来ることなら・・・
私を、真の高麗の民に・・・」

「よく、決意してくれた。

少し、風が出てきました。
このままでは、風邪をひいてしまいます。

お部屋にお戻りになられたほうが
良いかと思います。」

リュウは、《蒼い狼》の顔から
使用人の顔を浮かべると
ソルファを促し、四阿を後にした。


















にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ
にほんブログ村
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
お読みいただき、
イメージが異なってしまうかもしれません。
その際は、スルーをお願いします。

また、非難中傷されるような
辛口コメントもお控えください。
万が一そのようなコメントをいただきましても
お返事もできませんし、
心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
ご了承くださいませ。

by junjun