チェ家のクリスマス 後編 | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。


居間の扉を開くと
そこには、チェ家の食卓には
珍しい夕餉の支度が整えられていた。

『た・・・只今・・・戻りました・・・』

ヨンは、その色とりどりの料理に
目を奪われた。

「あ、お帰りなさい。
お役目、お疲れ様でした。」

ウンスが、楽し気な雰囲気で
ヨンを出迎える。

『これ・・・は・・・?』

「ん・・・?
あ、ああ・・・お料理・・・?

ウフフ・・・
ちょっとだけ、向こうのお料理を
作ってみたの・・・

きっと、ヨンの口にもあうと思うんだけど・・・」

ウンスは、嬉しそうに話ていたが
ヨンの反応が気になり、声がしぼんでいく。

『ウンスが・・・?
これを作ったのですか?』

「ええ・・・
ちょっと、贅沢かな・・・って思ったんだけど・・・

今日は・・・」

『たしか・・・《くりすます》ですね・・・

年に一度のこと・・・』

「ヨン・・・?
気づいていたの?」

ウンスは、ヨンの言葉に
ぱぁ~と顔を明るくして聞く。

『いえ・・・
そろそろかと思ってはいましたが・・・

先ほど・・・
庭の木の飾りつけをみて・・・』

「それでも、気付いてくれたのね。
ヨン・・・嬉しい・・・」

ウンスは、ヨンに嬉しそうに抱きついた。

『ウンス・・・?!
ウンス・・・!!
先に・・・着替えを・・・』

ヨンは、その場を取り繕うように言うと
ウンスの手をひき、夫婦の部屋へと入って行った。








夫婦の部屋の扉を開け、
ウンスを部屋の中に引き入れると、
ヨンは、その腕の中に抱きしめる。

「ヨ・・・ヨン?」

『貴女という方は・・・
あのように、皆の前で・・・

不意打ちを食らうとは・・・』

ヨンは、ウンスの肩に
話しかけるような恰好で呟く。

「あ・・・ごめんなさい・・・
貴方の体面が・・・」

『ウンス・・・
今宵・・・
お仕置き・・・します・・・
お覚悟を・・・』

「お・・・しおき・・・?
え?なんで・・・?」

ヨンはウンスの言葉を
悪戯っ子の顔で微笑むと
ウンスの紅い唇を塞いだ。









『待たせた。

今日は、《くりすます》だ。
皆、遠慮なく食べてくれ。』

着替えを終え、
居間に戻ってきた
ヨンの言葉に、使用人たちは
口々に感謝の言葉を告げる。

そして、賑やかなチェ家のクリスマスが始まった。

『ウンス・・・
これを・・・』

ヨンは、優しい眼差しで
ウンスを見つめながら、テマンから受け取った
例の物をウンスの前に置く。

「これ・・・は・・・?」

『《くりすますぷれぜんと》・・・です。』

ヨンは、照れくさそうに呟くと
ウンスの腕からウォンソンを抱きとる。

「これ・・・」

『貴女の白い肌に
似合うと思って・・・』

ヨンは、まるでウォンソンに話しかけるように
言葉を繋いだ。

ウンスは、ウォンソンを抱くヨンの腕に
腕を絡ませると、嬉しそうに微笑んでいた。











白い雪が、チェ家の庭に
静かに降り積もる。

チェ家のクリスマスを
そっと包み込むように・・・
















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ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
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by junjun