Reincarnation ~開京の秋~ 6 | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。


マンボ姐とシウルとジホも交えた
チェ家恒例の夕餉の会が終わる。

使用人たちは、ウンスの懐妊を
自分のことのように喜び、祝うと、
それぞれの持ち場へと戻って行く。

マンボ姐とシウルとジホも
ヨンとウンス、そして、チェ尚宮に
祝いの言葉を伝えると
店へと戻って行った。

賑やかな夕餉の会の後
チェ家の屋敷に、穏やかな静けさが
戻ってきた。

ヨンとウンス、そしてチェ尚宮は
居間に残っていた。

「ヨン。ウンス。
私は、明日、皇宮へと戻るが・・・」

チェ尚宮は、ウンスの悪阻の様子など
心配事が多々あるが、
王妃付き尚宮としての
役目も、早々休んでばかりいられなかった。

「ヨン。
お前も、役目に戻るんだろう?

明日、王様と王妃様に
ウンスの懐妊を必ずお伝えせよ。

お二方とも、それはご心配なさっておいでだ・・・」

『ああ・・・
そうなるだろうな・・・

明日、出仕してすぐに
王様にご報告に行く・・・』

ヨンは、心配そうな眼差しで
ウンスを見ながら言う。

「大丈夫よ。

ミョンウォルが、ついててくれるし
それに、なんといっても
このお屋敷に戻ってきたんだもの。

心配はいらないわよ。」

心配そうなヨンとチェ尚宮に
ウンスは明るく答える。

「だが・・・
此度は、何度か倒れている故・・・」

チェ尚宮が、心配そうにウンスの顔を見る。

「お屋敷で、大人しくしています。

それに、これ以上、ウォンソンとユリに
寂しい想いをさせたくなくて・・・」

ウンスは、ヨンに抱かれ眠っている
幼いウォンソンと、チェ尚宮に抱かれているユリに
視線を向けながら言った。

「そうか・・・
わかった・・・

とにかく、身体を労わるように・・・
ウンスは、すぐに無茶をする故・・・」

チェ尚宮は、ウンスの想いに
念を押すように言った。

「はい、叔母様。

王妃様には、私が倒れたことなどは
余り詳しくお伝えにならないでくださいね。
余計なご心配をおかけしますから・・・

悪阻が落ち着き、
安定期に入ったら、改めて
ご挨拶に伺いますと・・・」

「ん・・・わかった・・・」

チェ尚宮は、ウンスの言葉に
頷くと、ユリを抱いたまま立ち上がる。

「明日の朝、早くに屋敷を出る故
私は、これで、部屋に下がらせてもらう。

ウンスも、旅で疲れているだろう。
早く、休むがよい。」

チェ尚宮は、そのまま
居間を出ていった。

ヨンとウンスも、ウォンソンを乳母の
アイルに預けると、夫婦に部屋に向かった。









翌日。

ヨンが、皇宮に出仕すると
すぐに、康安殿から呼び出される。

『上護軍チェ・ヨン。
長らくの暇より、本日復職いたしましたこと
ご報告いたします。』

ヨンは、康安殿で待っていた
王と王妃に、復職の挨拶をする。

「上護軍。
よくぞ、戻った。

されど、此度の暇は
少々、長引いたようだ。

何かあったのか?」

王は、ヨンに長い暇の理由を聞いた。

『はい。王様。

此度の暇のあいだに
我が妻が、子を身ごもりまして・・・

鉄原からの帰京の際
急ぐことも出来ず・・・
少々、帰京が遅れました。』

ヨンは、ウンスの懐妊を
王と王妃に報告した。

王と王妃は、その報告を
我がごとのように喜ぶ。

「そうか・・・
懐妊したか・・・

それで・・・?
いつ、生まれる?」

「上護軍、お義姉様のご様子は?
お身体は、大丈夫なのですか?」

王と王妃は、次から次へと
ヨンを質問責めにする。

『来春・・・の予定でございます。

今は、少々悪阻の症状がありますが
おおむね、大丈夫かと・・・

屋敷には、典医寺のミョンウォルが
妻に付き添っております故・・・

何かあれば、知らせが届くことになっております。』

ヨンは、王と王妃が聞きたいウンスの様子を
静かに答えた。














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ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
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by junjun