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いつも「時をこえて・・・」に
ご訪問いただきありがとうございます。
本編「Reincarnation ~過去の記憶~」
限定記事「大護軍の憂鬱」
をお読みいただきありがとうございます。
Anniversary企画で
ご意見をいただきました
こんなお話読んでみたい!の中から
第5弾、リュウ&クァンの恋のお相手は?
そんなお話をお届け致します。
どんなお話になるのか・・・
拙いお話ですが、お付き合いくだされば
とっても嬉しいです。
by junjun
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『側室?!
一体なんの事だ?
俺は、誰も娶ってなどいないぞ?』
ヨンは、ヨリの言葉に
驚き、声を出す。
「では・・・!
では、あの女人のお方はどなた様でございますか?」
『はぁ~?
そのようなことあり得る訳なかろう!
まさか・・・?
ウンスは・・・?
それ故、あのようなことを・・・
あの女人は、元の・・・
身分を明かすことが出来ぬ故・・・
王様と王妃様からお願いをされ
屋敷にお連れしたお方だ。
けっして、側室などではないというに・・・』
ヨンは、ウンスが部屋に閂をかけ
ヨンを拒絶した理由を理解した。
「では・・・
真・・・あのお方は
旦那様とは・・・?」
『ああ、何もない。
いずれ元から迎えが来る。
それまでの間、滞在されるだけだ・・・』
ヨンは、事が思いもよらない方向に
向かったことに頭を抱える。
『しかし、何故、そのような話になった?
俺は、西京からお客様をお連れすると
文を送ったはずだが・・・?
それが、何故、側室を娶ったことになる?』
ヨンは、話がすり替わっていることを
疑問に思った。
「それは・・・
医院とお屋敷に、
両班のお方がお出でになり・・・
旦那様が、西京で側室を娶ったと・・・
奥様にそれを受け入れられよと・・・」
ヨンは、パソンの話に、
ウンスが誤解したことに気付く。
そして、ウンスがいなくなる寸前。
得も知れぬ沈んだ気を感じたことを思い出す。
『あれは・・・
ウンスの気だったのか・・・
パソン!
馬を!!
それから、医院と
マンボの店に使いを!!
あの方が来たら
引き留めておいてくれと!
全て誤解なのだと!!』
ヨンは、ウンスの後を追うべく
屋敷から飛び出して行った。
リュウに手をひかれ、
開京の一画にある妓楼の
奥にある部屋に連れてこられたウンス。
初めて入る妓楼の部屋に
目を大きくして、彼方此方と見て回る。
好奇心旺盛なウンスの姿に
リュウは、少しホッとした。
「奥方・・・
飯は・・・?」
「え?
ご飯・・・?」
その時、ウンスのお腹の虫が
大きな声で鳴いた。
「やだ・・・恥ずかしい・・・」
ウンスは、お腹を押さえて
恥ずかしそうに俯く。
「ククク・・・
すぐに飯の用意をさせよう。
それまでの間は、
ここでゆっくりしていてくれ。」
リュウは、笑いを堪えながら
ウンスに告げた。
「リュウさん・・・
ありがとう・・・」
「何、気にするな。
ちゃんと、天門に、連れて行ってやるよ。
それまでは、ここで
大人しく待っていてくれ。」
リュウは、ウンスに告げると
部屋を出ていった。
部屋を出てきたリュウは、
指笛を鳴らす。
その指笛に返事をするように
妓楼の塀の向こうから合図の指笛が聞えてくる。
リュウは、妓楼の庭に降りると
指笛が聞えた塀の近くまで行く。
「ヨンに伝えろ。
奥方は、俺が保護していると。
月が、中天に差し掛かる頃、
開京のはずれの丘のうえに来い。」
リュウは、塀の向こうに伝えると
ウンスの食事を頼むために
妓楼の厨へと向かった。
*今日のお話
大護軍の憂鬱 239
Reincarnation ~過去の記憶 20~

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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。
ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
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その際は、スルーをお願いします。
また、非難中傷されるような
辛口コメントもお控えください。
万が一そのようなコメントをいただきましても
お返事もできませんし、
心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
ご了承くださいませ。
by junjun