ユン・ソンヨンとユン・ジモンに
アン・ヨンジンの死が伝えられたのは
翌日のことだった。
ユン・ソンヨンは、弱った身体を癒す為に
修医堂で治療を受けていた。
アン・ヨンジンが死の間際、
離縁状を認めていたことを聞き
ユン・ソンヨンは、声もなく泣いた。
「ソンヨンさん・・・」
ウンスは、声もなくソンヨンの隣に座り
優しく背を撫でる。
「すべて・・・
私と・・・
娘の為に・・・
私があの時
ヨンジン様に嫁がなければ
このようなことには・・・」
ソンヨンは涙ながらに言葉を漏らす。
「それは・・・
確かに、アン・ヨンジン様のしたことは
大罪で許されることではないわ。
でも・・・
それは、ソンヨンさんと
娘さんを心から愛しく思ったから
そして、それを利用しようとした人がいる。
その誘惑に勝てなかったアン・ヨンジン様の
心の弱さが原因よ。
そして・・・
もう少し早く、治療を受けていてくれさえしたら・・・
こんなに早く命を落とすこともなかった・・・
そして、罪を犯すこともなかったかもしれない・・・」
ウンスは、アン・ヨンジンが典医寺やウンスの治療を
避けていたことを悲しく思っていた。
「上護軍様の奥様・・・」
「いい?ソンヨンさん。
貴女は、身体を治すことを一番に考えて・・・
そうでないと、今、元の皇室で一人暮らしている
娘さんが悲しむわ・・・
父親の死を遠い異国の地で聞き
母親までも・・・なんて・・・
娘さんにとって、アン・ヨンジン様は
良い父親だったはず・・・
そうでしょ?
だから、貴女は、元気にならなくちゃ・・・」
ウンスは、ユン・ソンヨンを励ますように言った。
「わかりました・・・
これからは、治療を受けます・・・
そして、身体がもとに戻れば、私は元に参ります・・・
娘の傍にいたいと思います・・・」
「ソンヨンさん・・・」
ユン・ソンヨンの言葉に、ウンスは笑みを浮かべながら頷いた。
一方、アン・ヨンジンの死を知らされたユン・ジモン。
「そんな・・・
全ての罪を・・・?」
アン・ヨンジンが全ての罪を
1人で背負い、旅立ったことを聞かされた。
『そうだ。
全ては、自分ひとりで企んだこと。
一族は何も知らないと・・・
それから・・・
ユン・ソンヨン殿との離縁状も認められていた。』
ヨンは、アン・ヨンジンの死に
狼狽えるユン・ジモンに、その事実を告げた。
*お話のお届けが遅くなり申し訳ありません。
この後22時頃に「missing~恋情~」をお届け予定です。

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ドラマ『シンイ』の2次小説です。
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by junjun