普段より、少し遅めの朝餉を
ヨンとウンスの寝屋で食したあと、
ウォンソンとユリは、アイルとソヨンが
子供部屋へと連れて戻って行った。
ヨリとスヨンが、朝餉の食器を片づけ
寝屋を下がっていくと
ヨンは、ウンスを抱きあげ、寝台へと連れて行った。
『今日は、ゆっくりと休んでいてください。』
「ん・・・
じゃぁ・・・お昼までは、ゆっくりさせてもらおうかな・・・」
『俺は、この後、出仕しますが、
何かあったら、すぐに知らせが届くようになっています。
ほんとうは、貴女や子供たちの傍を
離れたくはないのですが・・・』
ヨンは、心配そうな様子でウンスに告げた。
「ヨン。
大丈夫よ。
だって・・・
王様が、迂達赤を警護に寄こしてくれてるし・・・
きっと、屋敷の周りには、スリバンと《蒼い狼》が
沢山いるんでしょ?
そんなに、心配なら、
お屋敷から出ないから・・・」
ウンスは、ヨンの手を握りながら微笑んだ。
『ウンス・・・
医院には、あとで使いをやりましょう。
俺も、出来るだけ早く帰ります。』
「大人しく、待ってるから・・・
安心して・・・」
『では・・・
行ってまいります。』
「行ってらっしゃい・・・
お見送りが出来なくて
ごめんなさい・・・」
ウンスは、握りしめたヨンの手の甲に
頬をすり寄せなる。
ヨンは、ウンスの額に口づけると
鬼剣を握りしめ、皇宮へと向かった。
ヨンは、チュホンに跨り、皇宮へと向かう。
その途中、医院へ立ち寄り、
ソナとテソンに、暫くの間
ウンスが医院へ来れないことを伝えた。
ソナとテソンは、ウンスがいない間は
留守を守ると、ヨンに伝えた。
ヨンはその言葉を聞きながら
昨日の事を思い出していた。
そして、医院を後にする前に
もう一度、中庭のほうへと歩き始めた。
ソナとテソンが気をきかせたのか
中庭の様子は、ほぼ、以前の状態に戻っていた。
しかし、ところどころに
あの大きな音と閃光の後が残っていることに
ヨンは気付いていた。
それらを、くまなく見て回るヨンの足が停まった。
『これは・・・?』
子供部屋へと続く踏み石の横に
何か、光るものを見つけた。
ヨンは、慎重にその光るものへと
手を伸ばした。
『一体、これは何なのだ・・・?』

にほんブログ村
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。
ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
お読みいただき、
イメージが異なってしまうかもしれません。
その際は、スルーをお願いします。
また、非難中傷されるような
辛口コメントもお控えください。
万が一そのようなコメントをいただきましても
お返事もできませんし、
心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
ご了承くださいませ。
by junjun