チェ家の成長日記~空の上のフォン part2 | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。

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いつも「時をこえて・・・」に
ご訪問いただきありがとうございます。

本編「愛しき日々~天駈ける狼  1」
限定記事「大護軍の憂鬱」
をお読みいただきありがとうございます。
 
「チェ家の成長日記~空の上のフォン」は
天に召されたフォンのお話です。


Anniversary企画でご意見をいただきました
こんなお話読んでみたい!の中から
第三弾、空の上から、ウォンソンやユリを見守るフォンの
お話をお届け致します。

「チェ家の成長日記」は、
ヨンとウンスの子供たちのお話です。
ウォンソン、フォン、ユリのお話を
不定期ですが、お届けしていけたらと思っています。

極力、一話完結を目指してお届け予定ですが、
どうなることか・・・junjunにも未知の世界です(笑)

チェ家の子供たちの成長を、広く、暖かなお心で
見守っていただければ嬉しいです。

by junjun
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青く晴れ渡る空に、ぽっかりと浮かぶ
真綿のような白い雲。

今日も、フォンは、天の神様にお願いして
チェ家の屋敷を雲の上から
見守っていた。


《ウォンソン?
支度は出来た?
忘れ物はない?》

チェ家の屋敷では、朝から母ウンスが落ち着かない様子で
ウォンソンの周りをうろついていた。

「あれ?
ははさまは、どうしてあんなに
ウロウロされているのだろう?」

いつものように、白い真綿のような雲の上から
チェ家の様子を見守っていたフォンが不思議そうにしている。

《ウンス。
そのように、ウォンソンの周りをウロウロしてては
ウォンソンの準備が出来ませんよ。》

フォンが不思議そうに母ウンスの様子を見守っていると
父ヨンの声が聞えてきた。

「あ、そうか・・・
きょうから、ウォンソンは、ソダンにかようんだね。

それで、ははさまがおちつかないようすなんだ・・・
でも・・・
ちちさまだって・・・」

フォンは、雲の上からヨンの様子をみて
クスクスと笑っている。

フォンがクスクスと笑っていると
母ウンスも、父ヨンの様子に気付いてクスクスと笑い出した。

《如何したのです?
何が、おかしいのですか?》

ヨンは、ウンスが何故笑い出したのかわからずに聞いた。

《だって・・・
ヨン、貴方も、私と同じなのね・・・ウフフ》

ヨンは、ウンスの言葉に首を傾げる。

《貴女と、同じ・・・?》

《ほら・・・
その手にしている書・・・

逆さまよ・・・フフフ》


ヨンは、手にしている書を確認すると
慌てて書を持ち直した。

 

 


「あはは。
ちちさまも、おちつかないんだ・・・

でも・・・ソダンか・・・
ぼくも、ウォンソンといっしょに
ソダンにかよって、まなびたかったな・・・」

フォンは、少し寂しい気持ちを抱いた。
しかし、すぐに良い案を思いついたのか
雲の上で立ち上がった。

「あ、そうだ!
よいことを、おもいついた!!

ウォンソンがソダンにいるときに
ぼくも、いっしょにまなべばいいんだ。

おそらのくものうえからでも
いっしょにまなべるはず。

うん!そうしよう。」

フォンは、嬉しそうに笑みを浮かべながら
父ヨンと一緒に屋敷を出ていくウォンソンを見送った。





《フォン・・・

きっと、この空の上のどこかで
私たちを見守ってくれているフォン・・・

貴方をこの腕に抱く事は出来なかったけど・・・
いつも傍にいてくれるって感じているわ・・・

フォン・・・

今日から、ウォンソンが書堂へ通うの・・・
書堂には、特別にお願いして、貴方の席を用意してもらったわ・・・

だから・・・
ウォンソンと一緒に、書堂で
思う存分学びなさい・・・

フォン・・・
貴方は、ヨンと私の大切な吾子よ

だから・・・
いつか必ず・・・

私たちのもとに帰ってきて・・・》

ヨンと、ウォンソンを見送ったウンスが、
晴れ渡る空を見上げながら、心の中で呟く声が
フォンの心の耳に届いた。

「ははさま・・・」

フォンは、大好きな母ウンスの声に
今にも、雲の上から飛び降り、
その胸の中に飛び込みたくなるのを必死に堪えた。

そして、一番の笑顔を浮かべると
空を見上げる母ウンスへ語りかけた。



ははさま・・・

かならず・・・
いつかかならず・・・

ちちさまとははさまのもとにかえります。

だから、そのひまで・・・
もうしばらくのあいだ、
まっていてください・・・








フォンは、空に浮かぶ白い真綿のような雲の上から
空を見上げるウンスをいつまでも見守っていた。












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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
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その際は、スルーをお願いします。

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万が一そのようなコメントをいただきましても
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心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
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by junjun