愛しき日々~天駈ける狼  14 | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。


ウンスのあまりもの勢いに
ヨンは、一瞬驚くが、すぐに冷静に考え始めた。

ウンスのいう《神話》という言葉に
心当たりはないが、古くから言い伝えられている
寓話や民話などが記された書があることを思い出した。

『《神話》というものかどうかはわかりませんが・・・

古くから言い伝えられている寓話や民話などの書が
あったような記憶があります。』

「え?本当?
その書、どこにある?」

『何冊かは、屋敷の書斎にあるかと・・・
全ての話が書かれているとは
限りませんが・・・』

「いいわ、それでも・・・

どうしよう・・・
今すぐ、調べたいんだけど・・・」

ウンスは、事の真相を調べるために
ヨンがいう書を、一刻も早く読みたかった。

しかし、まだ、医院は診察時間・・・
まして、子供たちが狙われた後・・・

医院を離れることは出来るはずがない。

『わかりました。
では、屋敷に使いをだし、
数冊、こちらに持ってくるようにしましょう。

今日は、このまま、ウォンソンとユリの傍に
いてあげてください。

診察は、ソナとテソンにまかせても
大丈夫でしょう?』

ヨンは、ウンスに告げると、
すぐにテマンを屋敷に向かわした。

「ヨン・・・
ありがとう・・・

ヨンも、お役目に戻らなきゃならないんでしょう?」

ウンスは、すこし不安げに聞いた。

『はい・・・
されど、今すぐでは・・・
もうしばらく、傍にいます・・・』

ヨンは、皇宮に戻り、王と王妃に
今日、起きた騒動について報告しなければならなかった。

こと、ウンスやウォンソン、ユリのことになると
王と王妃、そして、チェ尚宮の心配は
人並み以上のものだった。

まして、迂達赤を警護に向かわせていただいた
王と王妃の配慮にも礼を述べなければならなかった。

『間もなく、この医院と屋敷の警護体制が
整います。
その後、一度、皇宮に戻り
王様と王妃様に、報告を・・・

ですが、今日は、出来るだけ早く戻ります故。
此処で、ウォンソンとユリと一緒に
待っていてください。』

ヨンは、ウンスの肩を抱き寄せて告げた。





子供部屋の前では、チュンソクが
迂達赤たちに指示をだし、
警護を続けながら、後片付けを始めていた。

覆面の男が放った、大きな音と閃光の後が
庭先に残っている。

チュンソクは、その痕跡を、
丁寧に集めた。

「しかし・・・
あれは、一体どういうものを使ったのだ?

あのような大きな音と閃光・・・
炎が上がった訳でもない・・・」

チュンソクは、まだ見たこともないその道具が
一体何なのか、
そして、何故、ウンスやウォンソン、そしてユリが
狙われたのか、
頭の中は、疑問だらけになっていた。

ブツブツと独り言を言い続けているチュンソクの背後から
ヨンの声が聞えてくる。

『チュンソク。』

「はっ、上護軍。」

『先に皇宮に戻り、
王様と王妃様に、無事である旨お伝えしてくれ。

俺は、今しばらく、此処に残る。』

「今しばらく・・・でございますか?」

『ああ・・・
迂達赤以外に、スリバンと《蒼い狼》にも
警護を強めさせる。
それが整い次第、
一度、皇宮には戻る。

それまでは、頼んだぞ。』

ヨンは、チュンソクの返事を待たずに
再び子供部屋の中へと戻って行った。










*コメントへのお返事が遅くなっております。

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ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
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by junjun