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いつも「時をこえて・・・」にご訪問いただきありがとうございます。
本編「愛しき日々~天駈ける狼」
限定記事「大護軍の憂鬱」
をお読みいただきありがとうございます。
「チェ家の成長日記~幼い恋心-ユリの初恋」は
ユリの初恋のお話です。
初恋が実るのか・・・
はたまた、悲しい結果に終わるのか・・・
暖かく見守っていきたいと思います。
Anniversary企画でご意見をいただきました
こんなお話読んでみたい!の中から
第三弾、ユリの初恋の
お話をお届け致します。
「チェ家の成長日記」は、
ヨンとウンスの子供たちのお話です。
ウォンソン、フォン、ユリのお話を
不定期ですが、お届けしていけたらと思っています。
チェ家の子供たちの成長を、広く、暖かなお心で
見守っていただければ嬉しいです。
最後に一つだけ、ご了承ください。
「チェ家の成長日記~幼い恋心-ユリの初恋」は
「チェ家の成長日記~ある日のウォンソン」や
「チェ家の成長日記~空の上のフォン」より
数年後のお話です。
少しタイムラグがあることを
ご了承の上、お読みください。
by junjun
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ユリの小さな手が、大君の手を握る。
大君は、一瞬ビクっとするが、
ほんの少し、頬を染めながら
ユリに手をひかれて、坤成殿の庭を
花の名前を教え歩いた。
その姿を、チェ尚宮は、微笑ましく見守っていた。
「ユリとのは、はながすきなのか?」
大君は、花の名前を教えながら、
引かれる手に感じる
ユリの手の温もりが嬉しかった。
その嬉しい気持ちを隠すように、
ユリに話しかけていた。
「はい、てぐんさま。
ユリは、おはながだいすきです。
いちばんすきなおはなは、
きいろのこぎくです。
きいろのこぎくは、ちちさまと
ははさまのたいせつなおはななんですよ。」
ユリは、花の香を楽しみながら
大君の問かけに答えた。
「そうか・・・
ならば、わたしとユリとのは・・・」
大君は、庭の中でも、
大君の一番好きな花を一輪
ユリの前にさしだした。
「てぐんさま・・・?」
ユリは、大君が差し出す花をじっと見つめた。
「これを・・・
ユリとのに・・・
わたしとのおもいでの・・・
はなとして・・・」
大君は、照れて、そっぽを向いている。
その頬は、ほんのり赤くなっていた。
「て、てぐんさま・・・♡」
ユリも、頬を染め、その花を受け取ると
俯いてしまった。
大君は、俯き立っているユリの手を取り
耳もとでそっと囁いた。
「ユリとの・・・
あちらへ、まいろう・・・」
「はい・・・てぐんさま・・・」
大君は、ユリの手をひき歩き始めた。
大君は、ユリと手を繋ぎ、
坤成殿の庭の中で、一番のお気に入りの場所へと
ユリを連れて行った。
「てぐんさま・・・
ここは・・・?」
「ここは、このにわのなかで
わたしがいちばんすきなばしょ。
ユリとのにみせてあげたいとおもった。」
大きな樫の木が一本
大きな枝には、ぶらんこが設えてある。
その周りには、季節ごとに咲くであろう
花々が、丁寧に手入れをされていた。
「あ、てぐんさま・・・
ぶらんこ・・・が・・・」
ユリは、ぶらんこを見つけると
大君の顔を覗き込んだ。
「ぶらんこに・・・
のる?
そうだな。
いっしょにぶらんこにのろう。」
大君は、ユリの手をとり、
ぶらんこへと歩き始めた。

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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。
ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
お読みいただき、
イメージが異なってしまうかもしれません。
その際は、スルーをお願いします。
また、非難中傷されるような
辛口コメントもお控えください。
万が一そのようなコメントをいただきましても
お返事もできませんし、
心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
ご了承くださいませ。
by junjun