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いつも「時をこえて・・・」に
ご訪問いただきありがとうございます。
本編「愛しき日々~天駈ける狼」
限定記事「大護軍の憂鬱」
をお読みいただきありがとうございます。
「チェ家の成長日記~幼い恋心-ユリの初恋」は
ユリの初恋のお話です。
初恋が実るのか・・・
はたまた、悲しい結果に終わるのか・・・
暖かく見守っていきたいと思います。
Anniversary企画でご意見をいただきました
こんなお話読んでみたい!の中から
第三弾、ユリの初恋の
お話をお届け致します。
「チェ家の成長日記」は、
ヨンとウンスの子供たちのお話です。
ウォンソン、フォン、ユリのお話を
不定期ですが、お届けしていけたらと思っています。
極力、一話完結を目指してお届け予定ですが、
どうなることか・・・junjunにも未知の世界です(笑)
チェ家の子供たちの成長を、広く、暖かなお心で
見守っていただければ嬉しいです。
最後に一つだけ、ご了承ください。
「チェ家の成長日記~幼い恋心-ユリの初恋」は
「チェ家の成長日記~ある日のウォンソン」や
「チェ家の成長日記~空の上のフォン」より
数年後のお話です。
少しタイムラグがあることを
ご了承の上、お読みください。
by junjun
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五月晴れのある日。
坤成殿へむかう回廊を
亜麻色の髪の女人が、幼い子供の手をひきながら
歩いている。
女人は、時折、幼子に微笑みかけながら
何かを話しかけていた。
「ユリ。
良い事。
これから、母は、王妃様の診察に行くの。
母が王妃様の診察をしている間は
叔母様と一緒にいてね。
けっして、叔母様を困らせちゃダメよ。
お約束できる?」
「はい、ははさま。
おばあさまといっしょに、
おにわのおはなをみせていただきます。」
ユリは、嬉しそうにウンスに返事をした。
「そう、それなら良かったわ。
王妃様の診察が終わったら
呼びに行くから。
良い子にしてるのよ。
あ、その前に・・・
きちんと王妃様にご挨拶・・・
忘れないでね。」
「はい。ははさま。」
ユリは、ニッコリと微笑んだ。
ウンスとユリが坤成殿の到着すると
すぐさまチェ尚宮が駆け寄ってきた。
「ウンス!
ユリ!!」
「あ、叔母様・・・」
駆け寄ってくるチェ尚宮をみつけ
ウンスとユリはその場で立ち止まった。
すぐに目の前に現れたチェ尚宮に、ウンスが挨拶をする。
「叔母・・・
あ、違った・・・
チェ尚宮様。
王妃様の診察に参りました。
お取次ぎをお願いします。」
ウンスは、ユリの手前、畏まった挨拶をした。
「ウンス・・・?
フ・・・まぁ、良いか・・・
畏まりました。
お取次ぎいたします故、しばしお待ちください。」
チェ尚宮は、ウンスが何をしようとしているのか
すぐに気づいて、口角をあげながら返事をした。
そのまま、王妃が待つ居室へと
戻って行くチェ尚宮を、ユリは不思議そうに見ていた。
「ははさま・・・?
おばあさまが・・・」
寂しそうな声で、呟くユリの手をウンスがそっと握る。
「ユリ。
叔母様は、今大切なお役目の最中なの。
それに、母もお役目の最中。
お役目の時は、
ユリのおばあさまではないのよ。」
「おやくめ・・・?」
「そう、お役目。
でも、あとでユリとお花を見る時は
ユリのおばあさまだから、
いつも通りで大丈夫よ。」
「ほんとうですか?」
「本当よ。」
ユリに明るい笑顔が戻ってきた時
チェ尚宮が再び姿を現した。
「ウンス殿。
どうぞ、お入りください。
王妃様がお待ちでございます。」
「はい。わかりました。」
ウンスの返事を聞くと
チェ尚宮は、ウンスとユリを、王妃のもとへと連れて行った。
王妃の居室。
王妃は、ウンスとユリが訪れることを
首を長くして待っていた。
「ははうえ。
どうしたのです?
おちつかないごようす。
どこかおからだにぐあいでもわるいのですか?」
王妃の居室に、挨拶にきていた大君が
心配そうに聞いた。
「大君。
どこも悪くはありません。
すこし、人を待っているのです・・・」
王妃は、落ち着かない心を隠すように
扉を見つめながら言った。
「王妃様。
ウンス様とご息女のユリ様がお見えになりました。」
扉の前の武閣氏が
ウンスとユりの訪問を伝えた。
「おはいりなさい。」
王妃は平静を装い返事をする。
その様子を、大君が
不思議そうに見ていた。
そして、扉が開かれたその先に
王妃の主治医であるウンスと
その隣に、漆黒の豊な髪で
ウンスにそっくりな幼い女の子が立っていた。
大君は、ウンスの隣に立つ幼い女の子に
目が釘付けとなり、動けなくなった。

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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。
ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
お読みいただき、
イメージが異なってしまうかもしれません。
その際は、スルーをお願いします。
また、非難中傷されるような
辛口コメントもお控えください。
万が一そのようなコメントをいただきましても
お返事もできませんし、
心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
ご了承くださいませ。
by junjun