愛しき日々~天駈ける狼  2 | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。

「奥方様!!
お急ぎください!!
もう時間がございません!!」

内官の声に、ウンスの動きがとまった。






ウンスは、脚を止め、
ソナに振り返る。

「ソナ。
裏口から、急いでマンボ姐さんの店に行って。

あの内官、怪しいわ。

出来るだけ、時間を引き延ばしてみるけど・・・

ん?何?眩しい・・・」

ウンスは、内官の叫んだ言葉に
罠だと気付いたその時、ウンスの目の前で
何かが、キラキラと光った。

その光の先を見ると
木の上から、シウルが合図を送っていた。

ウンスは、シウルの姿を確認すると
大きく頷いて見せる。

シウルも、もう一度、何かを光らせ返事を返した。

「ソナ。
大丈夫よ。
ほら、あそこ。
スリバンが、近くにいるから。」

ウンスは視線で、シウルの場所をソナに教える。

「でも、スリバンも、今ここを動けないはず。

貴女が、ここの現状を伝えるしか
方法はないの。

子供たちには、アイルとソヨンがついてる。
あの二人も、もともとはスリバンだから。

さぁ、早く行って。」

ウンスは、早口で、ソナに耳打ちをすると
背中を押して、裏口へとソナを向かわせる。

「奥様・・・」

「ソナ。
これを・・・」

ウンスは、ソナに小ぶりな剣を手渡した。

「これは・・・?」

「もしかしたら、この医院の
まわりに見張りがいるかもしれない。
スリバンが、警護してくれてるけど
万が一のこともあるわ。

武閣氏候補だった貴女一人なら、
なんとか切り抜けられるわよね?」

ウンスは、ソナの目を真っ直ぐにみて告げると
ソナに剣を握らせた。

「わかりました、奥様。
必ず、マンボ姐さんのところへ
届けます。

それまでは、なんとしても
ここを離れないでください。
お願いします。」

ソナは、ウンスの手を握りしめながら懇願した。

「ソナ・・・
わかったわ。
できるだけ、頑張ってみる。

さぁ、早く行って・・・」

ウンスは、ソナの背中を
もう一度押すと、内官が待つ庭の方へと
歩き始めた。












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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。

ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
お読みいただき、
イメージが異なってしまうかもしれません。
その際は、スルーをお願いします。

また、非難中傷されるような
辛口コメントもお控えください。
万が一そのようなコメントをいただきましても
お返事もできませんし、
心苦しくなるだけですので削除させて頂きます。
ご了承くださいませ。

by junjun