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いつも「時をこえて・・・」に
ご訪問いただきありがとうございます。
本編「夢幻花揺れて・・・」
限定記事「隊長の浮気・・・?!」
をお読みいただきありがとうございます。
「途切れし絆~届かぬ想い」は
ヨンとウンスの新婚時代のお話です。
Anniversary企画でご意見をいただきました
こんなお話読んでみたい!の中から
第二弾、をお届けします。
ヨンとウンスが、どうやってこの問題を
解決していくのか・・・
一波乱、二波乱・・・?
暖かく見守って下されば嬉しいです。
by junjun
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カン・ヨシクは、イ・ジャチュンの証言を聞き
全てが終わったと感じた。
そして、ゆっくりと項垂れていた顔をあげると
王に向かって、申し開きを始めた。
「私は・・・
西京の力なき両班でございます・・・
イ・ジャチュン殿が、権力と富を得るのを
この目で見てまいりました。
西京では、イ・ジャチュン殿の右に出る者など
いません。
それゆえ・・・
イ・ジャチュン殿と同等・・・
いや、それに張り合えるくらいの力が欲しかったのです。
そんな時・・・
視察で訪れた元との国境で・・・
思いがけなく
紅巾の朱元璋の訪問を受け・・・」
カン・ヨシクは、紅巾との繋がりを話始めた。
ヨンは、カン・ヨシクが話始めたのを聞くと
静かにその場を離れていった。
尋問の場の入り口にいる禁軍の兵に
ヨンは、耳打ちをする。
禁軍の兵は、驚いた顔でヨンを見たが
何も言わずに、どこかへ走り去った。
「・・・高麗には・・・
雷を操る武神と
時を読む天女がいる。
その二人を紅巾に連れてくれば、
高麗を攻め落としたあと、
高麗の地を治める地位をやろう。
高麗の武神は、
天女の傍を離れぬ。
まずは、武神の心を掴め。
そして、天女を攫うのだ。
そうすれば・・・
容易く二人を紅巾に連れて来れる・・・」
カン・ヨシクは、朱元璋から誘われた言葉を
ありのままに王の前で告げた。
それは、ヨン達が屋敷から押収した
朱元璋からの文にも書かれていたものだった。
「それで・・・
養女であるカン・ユンミを使い
高麗の武神、大護軍のもとへ
日ごと、夜ごとと通わせたのか?
それが、高麗を揺るがす大それた罪だと
わかっていながら!!」
王は、カン・ヨシクの自白に、
椅子から立ち上がるほど激怒した。
「・・・されど・・・
娘の・・・
ユンミの大護軍殿への想いは
まことでございます。
あの娘は、その昔、
赤月隊で下働きをし・・・
その頃、大護軍の夜伽を・・・」
「カン・ヨシク。
天に誓っていう。
俺は、ユンミと
褥を共にしたことはない。
それは、ユンミがよくわかっているはずだ。
事の真相を、まともに確認もせず
事を企てたという事だ。」
ヨンは、ユンミとの話を
断固として否定した。
「しかし・・・
娘が・・・
慕う男・・・に添い遂げられるよう
親としては、叶えてやりたかった・・・」
カン・ヨシクは、ヨンの言葉に
愕然としながらも、ユンミを思って涙した。
「カン・ヨシク。
相手が大護軍では、
それは、叶わぬことだ。
大護軍には、義姉君以外に
女人は目に入らぬ。
たとえ、王命であっても
それは変えられぬことだ。」
「王様・・・」
カン・ヨシクは、己の欲望と
娘ユンミの欲望が、全て叶わぬ夢だと漸くさとった。
ヨンは、カン・ヨシクの様子を確認すると
王の前へと足を運んだ。
そして、言葉なく王の前で頭を下げると
王も、ヨンに向かって頷いて見せた。
ヨンは、王の頷きを確認すると、
尋問の場の入り口に立つ禁軍の兵に合図を送った。

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最後まで、お読みいただき、
ありがとうございます。
ドラマ『シンイ』の2次小説です。
私の想像の世界です。
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その際は、スルーをお願いします。
by junjun